iPhoneで音楽や動画をもっと高音質で楽しみたい方に注目されているのが「ドングルDAC」。小型ながらも本格的な音質改善ができるアイテムで、イヤホンジャックがないiPhoneユーザーにとっては特に便利な存在です。
本記事では、そもそもドングルDACとは何かという基本から、iPhoneに接続するメリット・デメリット、選び方のポイント、さらにLightning・USB Type-C別におすすめモデル10選を詳しく紹介します。音質にこだわる方は必見です!
また、下記の記事では【2025年最新】音質革命!スマホ・PCを高音質化するおすすめDAC厳選15選を紹介しています。こちらも、ぜひチェックしてみてくださいね。 音楽をより高音質で楽しみたいと思いませんか?スマホやPCでの音楽再生が一般的になった今、音質にこだわるオーディオファンにとって、音源を最大限に活かすためのデバイスが必要です。 そこで注目されているのが ... 続きを見る
【2025年最新】音質革命!スマホ・PCを高音質化するおすすめDAC厳選15選
そもそも、ドングルdacって何?
スマートフォンやパソコンなどの音声信号を、高音質なアナログ音声に変換してくれるのが「DAC(Digital to Analog Converter)」です。ドングルDACは、そのDAC機能を小型で手軽に使えるようにしたアイテムで、USBやLightning端子に接続するだけで高音質化が可能。
イヤホンジャックのないiPhoneユーザーにとっては、音楽体験を格段に向上させる便利なガジェットです。持ち運びに便利なうえ、ハイレゾ音源にも対応しているモデルが多く、音にこだわる人には欠かせないアイテムとなっています。
iphoneにドングルdacを接続するメリット・デメリットを紹介
ドングルDACをiPhoneに接続することで、音質が大きく変化する可能性があります。ただし、すべての人にとってメリットばかりではなく、状況によっては恩恵を感じにくいことも。
本章では、iPhoneにドングルDACを接続することのメリットとデメリットについて、分かりやすく紹介していきます。
- メリット:優れた携帯性
- メリット:高音質再生に対応
- デメリット:音質の変化を感じられない場合も
メリット:優れた携帯性
ドングルDACの最大の特徴は、なんといってもその携帯性の高さです。従来の据え置き型DACはサイズも大きく、屋外では使用が困難でしたが、ドングルDACはケーブル1本程度のサイズで持ち運びが簡単。
外出先やカフェ、通勤中でもポケットやカバンに入れて手軽に使えるため、場所を選ばず高音質を楽しめます。特にiPhoneユーザーはイヤホンジャックがないため、LightningやUSB-C端子に直接接続できるドングルタイプは非常に便利です。
メリット:高音質再生に対応
iPhoneにドングルDACを接続することで、標準の音質よりも格段にクリアで繊細なサウンドを楽しめます。特にハイレゾ対応のドングルDACであれば、従来のApple純正アダプタでは再現しきれない広い音場や、繊細なニュアンスまでも忠実に再現可能。
お気に入りのイヤホンやヘッドホンと組み合わせることで、まるでスタジオで聴いているかのような臨場感を体験できます。音楽好きにとっては、大きな音質向上が期待できるアイテムです。
デメリット:音質の変化を感じられない場合も
一方で、すべての人がドングルDACによる音質向上を体感できるわけではありません。使用するイヤホンや音源の品質が低い場合、DACの性能を十分に発揮できず、変化を感じにくいことも。
また、音質の違いに敏感でない人にとっては、投資する価値を感じにくいかもしれません。さらに、充電と同時に使用できないタイプだと不便さを感じる場面もあるため、導入前には使用環境をよく確認することが大切です。
iphoneで使えるドングルdacの選び方
ドングルDACは種類が豊富で、価格帯や対応端子、音質などさまざまな違いがあります。iPhoneで使用するには、端子の互換性はもちろん、自分の使用目的や音質へのこだわりも考慮して選ぶことが大切です。
ここでは、選ぶときにチェックすべき4つのポイントをわかりやすく解説します。
- iPhone対応か確認
- 音質の改善効果をチェック
- 価格と品質を比較する
- 使用シーンで選ぶ
iPhone対応か確認
ドングルDACを選ぶ際は、まずiPhoneに対応しているかを確認することが最優先です。iPhoneではLightning端子か、近年の一部モデルで採用されているUSB Type-C端子を使用します。
そのため、使用しているiPhoneの端子に合ったDACを選ばないと接続できません。また、MFi認証(Made for iPhone)を取得している製品であれば、安定性や互換性の面でも安心して使えるので、購入時の目安としてチェックしておくとよいでしょう。
音質の改善効果をチェック
ドングルDACの醍醐味は音質の向上にありますが、製品によってそのクオリティには差があります。高性能なDACチップを搭載しているモデルは、ノイズを抑えて解像度の高いクリアな音を再生できます。
特にハイレゾ音源に対応しているモデルであれば、より立体感や臨場感のあるサウンドが楽しめます。レビューやスペック表で「サンプリングレート」や「ビット深度」を確認し、自分の好みに合った音質を提供してくれる製品を選びましょう。
価格と品質を比較する
ドングルDACは数千円から数万円まで価格帯が広く、安価な製品でも十分な性能を持つものがあります。ただし、価格が安すぎるとノイズが多かったり、耐久性に難がある場合も。
逆に高価格帯の製品は音質や素材にこだわっているケースが多いものの、iPhoneでの使用にはオーバースペックになることもあります。予算内で最もコストパフォーマンスの高い製品を選ぶためには、価格とスペックのバランスを見極めることが大切です。
使用シーンで選ぶ
自宅でじっくり音楽を楽しむのか、通勤中や外出先で気軽に聴くのかによって、最適なドングルDACは異なります。たとえば外出先での使用が多い方には、軽量かつコンパクトで断線しにくい設計のものがおすすめです。
一方、自宅でじっくり聴くなら、音質重視で少しサイズのある高性能モデルを選ぶのも良いでしょう。また、充電との併用が必要な人は、パススルー充電対応モデルを選ぶのもポイントです。
LightningとUSB type-Cは何が違うの?
iPhoneで使えるドングルDACを選ぶ際に大きなポイントとなるのが、接続端子の違いです。
Apple独自規格のLightning端子は主にiPhone 14以前のモデルで採用されており、コンパクトで表裏のない差し込みやすさが特徴です。
USB Type-Cは近年のiPadシリーズやiPhone 15以降のモデルに搭載され、汎用性が高く高速なデータ転送や電力供給にも対応している点が魅力です。
項目 | Lightning端子 | USB Type-C端子 |
---|---|---|
採用モデル | 主にiPhone 14以前のモデル | iPhone 15以降や近年のiPadシリーズ |
規格 | Apple独自規格 | 汎用性の高い国際規格 |
特徴 | コンパクトで表裏のない差し込みやすさ | 高速なデータ転送・電力供給に対応 |
互換性 | Apple製品に限定 | スマホ、PC、周辺機器など幅広く対応 |
今後のiPhoneはUSB-Cへの移行が進むと見られており、将来的な買い替えも考慮するならUSB-C対応のドングルDACを選ぶのも一つの手です。ただし、現行のiPhoneユーザーでLightning端子しか使えない場合は、Lightning専用のDACを選ぶ必要があります。
このように端子の違いを理解しておくことは、長く使えるDAC選びの鍵となります。
【Lightning】iphoneで使えるドングルdacのおすすめ5選
ここでは、iphoneで使えるドングルdacのLightningタイプおすすめ5選を紹介します。
FiiO KA11 Lightning to 3.5mm
FiiO KA11は、Lightning端子にそのまま接続できる超コンパクトなドングルDACです。サイズは小さくても、中には高性能なDACチップ「CS43131」を搭載しており、ハイレゾ音源もクリアに再生可能。iPhoneと直接つないで、すぐに高音質を体験できる手軽さも魅力です。3.5mmイヤホンジャック対応なので、手持ちの有線イヤホンやヘッドホンをそのまま使いたい人にぴったり。コストパフォーマンスにも優れています。
FiiO KA2 Lightning
FiiO KA2 Lightningは、バランス接続に対応した珍しいドングルDACです。4.4mmバランス端子を備えており、より高出力でクリアなサウンドを楽しめます。内部にはデュアルDAC構成(CS43131×2)を採用しており、解像度の高い音楽体験を求めるリスナーにも満足できる仕様。サイズはコンパクトながらもパワフルなサウンドを届けてくれるので、ハイレゾ好きにもおすすめの一台です。
SHANLING L3 C-C/L-CポータブルOTG対応
SHANLING L3は、iPhoneのLightning端子にも対応する高品質なドングルDACです。金属ボディのスタイリッシュなデザインと、優れた耐久性が特徴。内部には高性能なDACチップが搭載され、音の輪郭がしっかりとした繊細なサウンドを実現します。また、OTG対応なのでPCやタブレットとの接続も可能。iPhoneだけでなく、幅広いデバイスで活用できる汎用性も嬉しいポイントです。
Mcdodo Type C to ライトニング
McdodoのType C to Lightningアダプターは、一味違ったアプローチのドングルDACです。本来USB-C向けのDACを、iPhoneのLightning端子でも使えるようにする変換アダプター機能を持っています。これにより、USB-C用の高音質DACを流用できるので、選択肢が大きく広がります。高音質はもちろん、手持ちのUSB-C機器を活かしたい人にもぴったりです。コスパ重視の方にもおすすめできるアイテムです。
ラディウス radius RK-DA70L Lightning接続
ラディウスのRK-DA70Lは、音にこだわる日本ブランドらしい細かなチューニングが施されたLightning接続型ドングルDACです。ハイレゾ音源対応はもちろん、ボーカル帯域を丁寧に再現する音作りが特徴。軽量・コンパクト設計ながら、音の広がりや細かい表現力にも優れています。普段使いはもちろん、じっくり音楽を楽しみたい人にもぴったりの一台。安心の国内サポートも嬉しいポイントです。
【USB type-C】iphoneで使えるドングルdacのおすすめ5選
ここでは、iphoneで使えるドングルdacのUSB type-Cタイプおすすめ5選を紹介します。
BQEYZ LIN Type C 3.5 mm 4.4mm
BQEYZ LINは、USB Type-C対応の小型ながら高音質なドングルDACです。特徴は、3.5mmと4.4mmの2つの出力端子を搭載していること。通常のイヤホンだけでなく、バランス接続に対応したイヤホンやヘッドホンも使えるので、音質にこだわる人にもぴったりです。解像度の高いクリアな音を楽しめる上、価格も比較的手ごろで、初めてのドングルDACにもおすすめできるバランスの良い製品です。
USB DAC【32 bit / 384 kHz】Joywind USB-C
JoywindのUSB-C DACは、32bit/384kHzのハイレゾ音源に対応する高性能モデルです。コンパクトながらも音の情報量が豊かで、クリアかつ繊細なサウンドを楽しめます。iPhoneのUSB-Cポートにそのまま接続できるので、アダプターなしで使えるのも大きなメリット。コスパ重視ながら、音質にもきちんとこだわりたいという方におすすめの1台です。普段使いにもぴったりですよ。
HiByDigital D1 USB C DAC 32bit/384KHz
HiByDigital D1は、オーディオメーカーHiByが手掛ける高性能なUSB-C対応ドングルDACです。32bit/384kHzまでのハイレゾ再生に対応し、歪みが少なく透明感のある音が特徴。さらに、駆動力にも優れており、インピーダンスの高いイヤホンやヘッドホンでもしっかりと鳴らしてくれます。コンパクトな筐体ながら、耐久性にも配慮された設計で、外出先でも安心して使えるのがポイントです。
FiiO KA11 USB C - 3.5mm オーディオアダプター
FiiO KA11のUSB-C版は、手軽に高音質を楽しめる人気モデルです。3.5mm端子を搭載しており、普段使いの有線イヤホンをそのまま活用可能。内部には高性能なDACチップ「CS43131」が使われており、低ノイズ・高解像度なサウンドを実現しています。サイズも非常にコンパクトで、持ち歩きにも便利。音楽ストリーミングをより高音質で楽しみたいiPhoneユーザーにぴったりな一台です。
EarFun UA100 USB DAC
EarFun UA100は、リーズナブルな価格ながら32bit/384kHzまでのハイレゾ音源再生に対応する高コスパモデルです。小型軽量なボディの中に、ESS社製の高性能DACチップを搭載し、ノイズの少ないクリアな音を再現。普段使いのイヤホンやヘッドホンをワンランク上の音質で楽しみたい人におすすめです。iPhoneだけでなく、パソコンやタブレットでも使える汎用性の高さも魅力です。
まとめ
iPhoneで音楽をもっと高音質で楽しみたい方にとって、ドングルDACは手軽に音質をグレードアップできる非常に便利なアイテムです。端子の種類や対応機種、音質の違いをしっかり把握したうえで、自分のライフスタイルや使い方に合ったモデルを選ぶことが大切です。
本記事で紹介した選び方やおすすめモデルを参考に、ぜひあなたにぴったりのドングルDACを見つけて、iPhoneでの音楽体験をさらに豊かにしてみてください。今まで聴いていた曲が、まるで別の世界のように感じられるかもしれません。