ランニング中の汗や突然の雨、のんびり湯船での音楽鑑賞——防水ワイヤレスイヤホンがあれば、日常のあらゆるシーンで好きなサウンドをストレスなく楽しめます。
本記事では防水規格の見方や選び方のコツを解説し、お風呂向きとスポーツ向きに分けて厳選したおすすめモデル10機種をランキング形式で紹介します。IPX4からIPX8までの違いも一目でわかるので、はじめて防水イヤホンを選ぶ人でも迷いません。
また、下記では【2025年最新版】イヤホンケースおすすめ20選!防水・耐衝撃で大切なイヤホンを完全保護しようについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。 イヤホンは、音楽鑑賞からテレワークまで、私たちの日常に欠かせないアイテムとなっています。 しかし、使わないときにポケットやバッグに直接入れてしまうと、大切なイヤホンが傷ついたり壊れたりする原因に。 そ ... 続きを見る
【2025年最新版】イヤホンケースおすすめ20選!防水・耐衝撃で大切なイヤホンを完全保護しよう
防水ワイヤレスイヤホンの選び方
防水ワイヤレスイヤホンは「水に強い」だけでなく、運動中の装着安定性や通話品質など、使用シーンに合わせた総合力が求められます。
まずは防水等級で許容できる水濡れレベルを確認し、次に騒音環境に応じたノイズキャンセリングの有無を決定。さらに装着感やバッテリー持続時間を見極めることで、自分のライフスタイルにフィットした1台を選べます。この章では失敗しないための4つのチェックポイントを詳しく解説します。
- 防水規格(IPX)をチェック
- ノイズキャンセリングの要否を判断
- 装着感・ホールド力をチェック
- 連続再生時間をチェック
防水規格(IPX)をチェック
IPX等級は0〜8まであり、数値が大きいほど防水性能が高くなります。IPX4は汗や小雨に耐える生活防水レベル。ジョギングやジムでの使用には十分ですが、シャワーを直接浴びせると故障リスクがあります。
お風呂やプールサイドで使うなら、短時間の水没に耐えるIPX7以上を選びましょう。IPX8は「継続的な水中使用を想定」と定義されますが、メーカーごとに試験条件が異なるため、何メートル・何分の耐水テストか必ず確認することが大切です。
ケースは非防水の製品も多いので、入浴時はイヤホン本体だけ装着し、ケースは脱衣所へ置く運用が安全です。
ノイズキャンセリングの要否を判断
アクティブノイズキャンセリング(ANC)は騒音を逆位相で打ち消し、音量を上げなくてもクリアに聴けるメリットがあります。ジムのランニングマシンや屋外の交通騒音を軽減できる一方、周囲音が聞こえにくくなるため夜間ランやプールサイドでの使用は注意が必要です。
最新機種は外音取り込みモードとIPX7以上の防水を両立しているものもあり、シーンに合わせて切り替えれば安全性と没入感を両立できます。電車通勤や作業集中用ならANCモデル、周囲の音を確認したいアウトドア・水泳練習中はANCなしモデルか外音取り込みが優秀なタイプを選びましょう。
装着感・ホールド力をチェック
汗で滑ったり湯気で湿った耳はイヤホンが外れやすいため、ノズルの角度やイヤーフィンの有無を確認しましょう。
スポーツ向けモデルはシリコン製イヤーフックやスタビライザーを備え、縦横方向の揺れに強い設計が多いです。一方、お風呂用途では長時間装着しても痛くならない軽量コンパクト筐体が快適。
複数サイズのイヤーチップが付属するモデルなら密閉性を高めて低音を逃さず、うっかり水が入り込むリスクも軽減できます。試着できないネット購入の場合は重量5g前後、チップ3サイズ以上、耳介に干渉しない丸型ハウジングかどうかをスペック表で確認すると失敗しにくいでしょう。
連続再生時間をチェック
ジムや通勤で1〜2時間使うだけなら本体再生6時間+ケース込み24時間程度で十分ですが、長距離マラソン練習や半日以上の屋外活動では本体単体で8時間以上を目安にしましょう。ANCや外音取り込みを常時オンにすると公称値より1〜2割短くなるため余裕を持ったスペック選びが重要です。
また、防水イヤホンはケースが非防水の場合が多く、濡れたイヤホンをすぐに収納すると端子腐食の原因になります。長時間再生できるイヤホンを選び、使用後は水滴を拭き取ってからケースに戻す習慣をつけるとバッテリー寿命も延ばせます。
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【2025年最新】音質とコスパで選ぶ!おすすめワイヤレスイヤホンランキング20
【お風呂で使える】防水ワイヤレスイヤホンの人気おすすめランキング5選
お風呂で安心して使える目安は「IPX7」――水深1mに30分沈めても内部に浸水しないレベルです。さらに湯気による結露や石けん成分への耐性も重要。
ここでは「①IPX7以上の防水性能 ②連続再生5時間以上 ③片耳5 g前後で落ちにくい形状」という条件で厳選しました。なお、高温多湿環境はメーカーが想定外としている場合もあるので、使用後は速やかに水滴を拭き取り、ケースを浴室外で乾燥させるのが長持ちのコツです。
Anker Soundcore Liberty Neo 2
「IPX7+40 時間再生」でコスパ抜群。
Liberty Neo 2はBluetooth 5.2と左右同時伝送で接続が途切れにくく、最大40 時間(本体10 h +ケース30 h)のスタミナが魅力。独自BassUp™アルゴリズムが浴室でも迫力ある低音を維持しつつ、専用アプリでイコライザーを細かく調整できます。イヤーフィン付きで濡れた手でも脱落しにくく、ケースはワイヤレス充電対応。価格帯1万円以下ながらIPX7準拠で、初めて「風呂イヤホン」を試したい人の入門機に最適です。
EarFun Free 1S ワイヤレスイヤホン
CES受賞ブランドの“湯気に強い”一台。
Free 1Sは独自「SweatShield™」コーティングで内部基板まで撥水加工を施し、IPX7規格を実使用環境に近い状態でクリア。片耳4.5 gと軽量で密閉度が高く、湯船に浸かってもズレにくい設計です。最大30 時間再生(本体7 h)が可能で、低消費電力チップにより長風呂でもバッテリー切れの心配が少ないのも◎。物理ボタン操作なので濡れた指でも誤動作せず、コスパを重視するユーザーにおすすめ。
オーディオテクニカ ATH-CK1TW OR
小型×マルチカラーで浴室を彩る。
直径13 mmの大口径ドライバを極小ハウジングに収め、IPX5/7相当の防水性能を確保。公式マニュアルでは「浴室など高湿環境は推奨外」と注意書きがありますが、短時間のシャワー程度なら問題なく動作したとのユーザーレビュー多数。イヤホン単体7 時間、ケース込み21 時間再生で急速充電対応。ポップなオレンジカラーは水滴が付いても視認性が高く、スタイリッシュに使いたい人に好適です。使用後の水分拭き取りを忘れずに。
オウルテック OWL-SE06-BK(Bluetooth 5.2 IPX7)
ゲーミングモード搭載で浴室でも動画が快適。
Qualcomm® QCC3040+TrueWireless Mirroringで低遅延を実現し、IPX7防水で湯気やシャワーの飛沫もシャットアウト。aptX Adaptive対応により動画視聴時の映像音ズレが少なく、浴槽での映画鑑賞に最適です。最大8 時間再生、本体2 回分の充電ケース込みで約32 時間。カーボンファイバー振動板採用で解像度が高く、ゲームモード55 msのレスポンスはスマホゲームにも◎。
IPX7完全防水 Bluetoothイヤホン(Amazon B07NTB3X4Q)
2,000円台で浴室用を探すならコレ。
Amazonのベストセラーとして高評価を集めるエントリーモデル。IPX7準拠のシリコンシールとナノコーティングで内部基板を保護し、連続再生は約6 時間。AACコーデック対応でiPhoneでも高音質を確保し、通話用CVC8.0ノイズリダクションも搭載。ケースはコンパクトながらLED残量表示付きで暗い浴室でも確認しやすい点が好評です。コストを抑えて防水イヤホンを試したい人向けの“お風呂デビュー機”と言えます。
【スポーツ向け】防水ワイヤレスイヤホンの人気おすすめランキング5選
ランニング・サイクリング・ジムワークといった激しい動きのなかでイヤホンが求められるのは、汗や雨をはじく防水性能と、揺れてもズレにくいホールド力、そして外音も認識できる安全性です。ここでは①IPX5以上 ②連続再生6時間以上 ③片手で操作しやすい物理ボタンを基準に、スポーツシーン別に厳選した5モデルを紹介します。
Shokz OpenSwim Pro 骨伝導イヤホン
水泳もトライアスロンもこれ1本で完結。
OpenSwim ProはIP68に準拠し、水深2 mで2時間の連続使用が可能。32 GBメモリ搭載でMP3を最大8,000曲保存でき、プールでもスマホなしで音楽に没入できます。Bluetoothモードでは9時間、MP3モードでは6時間再生できるので、ラン→スイム→バイクと移動するトレイル大会でもバッテリー切れの心配がほぼありません。骨伝導+チタンバンド構造はゴーグルの下でも干渉せず、耳をふさがないためコーチの指示や号砲もクリアに聞き取れます。
Shokz OpenRun Pro 2 骨伝導イヤホン
“走りながらベースが響く”最新フラッグシップ。
従来比+21 %の低域を実現するTurboPitch™と、空気伝導ドライバを追加したハイブリッド設計で、骨伝導らしからぬ厚みのあるサウンドを獲得。12 時間連続再生・USB-C急速充電(5分で2.5 時間)に対応し、長距離ランにも余裕で付き合います。IP55汗耐性で豪雨は避けたいですが、真夏のロング走やローラー台でも問題なし。Bluetooth 5.3のマルチポイントでスマホとGPSウォッチを同時接続でき、音楽もペース通知も聞き逃しません。
ROCKSHINE R1 オープンイヤーヘッドホン
低価格で“耳をふさがない”開放感を体験。
耳たぶの上にドライバを載せるエアコンダクション方式で、周囲のクルマや仲間の掛け声を自然に取り込みながら音楽を楽しめます。IPX5相当の撥水設計に加え、わずか23 gの軽量ボディはメガネやキャップとも干渉しにくく、長時間装着しても圧迫感がほぼありません。バッテリーは最大10 時間、物理ボタン操作なので汗でタッチが反応しないイライラとも無縁。5,000円前後と手が届きやすく、骨伝導エントリーとしても人気急上昇中です。
Shokz OpenRun Pro 骨伝導イヤホン
軽量29 g&10 時間スタミナでマラソンの定番。
OpenRun Proは9世代目骨伝導ユニットを採用し、チタンバンドを20 %小型化。IP55防汗設計で雨のハーフマラソンも安心です。10 時間のロングバッテリーに加え、5分のマグネット急速充電で1.5 時間再生できるため、うっかり充電忘れしてもスタートラインで即リカバー。デュアルマイク+ノイズリダクションでクリアな通話ができ、オンライン会議→ラン練習へシームレスに移行したいワーキングアスリートを強力サポートします。
耳掛け式 IPX7 スポーツイヤホン(Ear-hook Bluetooth)
低価格帯でも“ズレない・途切れない”を実現。
柔らかなシリコンフックとIPX7完全防水シェルで、土砂降りのサッカー練習や汗だくHIITでも安心のタフネス。左右同時伝送のBluetooth 5.3チップは動画遅延も少なく、ジムのトレッドミルで配信視聴も快適です。最大80 時間再生の大容量ケースはモバイルバッテリーとしてスマホにも給電でき、週5回のワークアウトでも1週間は充電フリー。2,000円台から入手できるコスパは圧倒的で、「まずは防水スポーツイヤホンを試したい」人にうってつけです。
お風呂でイヤホンするのは危険?
「防水」とは言えども、浴室は高温多湿・水没・石けん成分が同時に襲いかかる特殊環境です。IPX7以上でも完全無欠ではなく、使い方を誤れば思わぬトラブルを招きます。
ここでは代表的な3つのリスクを取り上げ、なぜ起こるのか・どう防ぐかを具体的に解説します。安全に音楽を楽しむための知識として押さえておきましょう。
- 湯気でイヤホンが故障するリスク
- 感電・火傷のリスク
- イヤホンにカビが発生するリスク
湯気でイヤホンが故障するリスク
浴室に充満する湯気は水滴より粒子が細かく、通気孔やマイク穴からじわじわ内部へ浸入します。特に半導体チップや電池端子は結露によるショートに弱く、突然の電源落ちや片側だけの音切れを招くことも。
IPX7は短時間の真水浸漬を想定した試験であり、高温水蒸気への耐性は規格外です。使用後に冷えた脱衣所へ持ち出すと内部で急激な温度差が生まれ、結露量がさらに増加。
結果として翌日にはタッチセンサー不良や充電不良が発生します。防ぐには「長風呂を避ける」「サウナ・ミストサウナでは使わない」「使用後は通気性の良い場所で24時間以上乾燥させてからケースに戻す」という3ステップを徹底しましょう。
感電・火傷のリスク
ワイヤレスイヤホンは低電圧とはいえリチウムイオン電池を内蔵しており、防水ゴムが劣化して内部に水が入り込むとショート発熱の恐れがあります。高温の湯船で温度が上がったバッテリーは内部圧力が高まりやすく、稀に膨張や発煙を起こすケースも報告されています。
また、Bluetooth接続のためスマホやタブレットを浴室に持ち込む人も多いですが、濡れた手で金属充電端子に触れると微弱ながら電流が流れ、ヒリッとした感触や低温火傷を招くことがあります。防止策は「湯面より上の肩口にイヤホンを置かない」「端子が濡れたら即拭き取り」「スマホはジップロック+防水ケースで絶縁」の3つ。
浴槽内でうっかり手が滑らないよう、滑り止めのあるハンドルやラックを併用するとさらに安心です。
イヤホンにカビが発生するリスク
イヤーチップやメッシュフィルターに皮脂汚れや石けん成分が残ったまま放置すると、24〜48時間でカビ菌が定着し黒ずみや異臭の原因になります。耳への再装着時に外耳炎を招くリスクも無視できません。
特にフォームタイプのチップは吸水性が高く、内部まで洗浄液が届きにくいことで雑菌が繁殖しやすい点に注意。
対策は「使用後すぐに真水で軽くすすぎ、柔らかい布で水気を取り、風通しの良い場所で完全乾燥」「週1回はアルコールフリーの除菌シートで拭き取る」「シリコンチップは3〜6か月、フォームチップは1〜2か月を目安に交換」といった定期メンテナンスを習慣化すること。これだけで見た目も衛生面も長持ちします。
また、下記ではワイヤレスイヤホンを売る時の注意点とは?おすすめの買取業者3選も紹介について詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。 ワイヤレスイヤホンを買い替えるなら、使い終えた旧モデルを賢く現金化しましょう。ただし初期化忘れや付属品の欠品、汚れがあると査定額は大幅ダウン。 この記事では売れるイヤホンの条件や減額を防ぐコツ、信頼で ... 続きを見る
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まとめ
防水ワイヤレスイヤホンは「どこでも音楽」を叶える心強い相棒ですが、浴室・スポーツなど環境ごとに求められる性能は異なります。IPX等級・装着感・連続再生時間を軸に、自分の使い方と安全面を見極めて選ぶことが快適さと長寿命の鍵。
本記事で紹介した10モデルは、防水性と音質のバランスに優れた鉄板ラインナップです。汗や水しぶきを気にせず、お気に入りの1台とともに日常をもっと自由に彩りましょう。