モニター用の正確な音も、私生活で楽しむリッチな低音も―ゼンハイザーの有線イヤホンは1本で両取りできると評判です。本記事ではIEシリーズを中心に特徴や価格、選び方を徹底比較。初めての1万円クラスから旗艦IE 900まで、失敗しないモデル選びをサポートします。
装着感の工夫や交換ケーブル事情、プロゲーマーに愛用される理由まで、読めば自分に合う一本が必ず見つかるはず。ぜひ最後までチェックしてみてください。音の世界が変わります。
また、下記ではゼンハイザーについて詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。 高音質とデザイン性の両方を追求するなら、ゼンハイザーのヘッドホンは外せません。 世界中で高い評価を受けるこのブランドは、オーディオ愛好家からプロフェッショナルまで、多くの人々に支持されています。 ただ ... 続きを見る オーディオファンの期待を一身に集める、ゼンハイザーの新たなフラッグシップモデル「MOMENTUM 4 Wireless」。 このワイヤレスヘッドホンは、卓越した音質と最先端の機能性を兼ね備えた一台とし ... 続きを見る
【2025年】ゼンハイザー ヘッドホンおすすめランキング10選!高音質モデルを徹底比較
ゼンハイザー MOMENTUM 4 Wireless 徹底レビュー!魅力や使い勝手を徹底解説
そもそも、ゼンハイザーとは?
ゼンハイザーは1945年にドイツで設立された老舗オーディオメーカーで、高級マイクやヘッドホン、イヤホンの分野で世界的に知られています。もともとは無線機器向けのマイク製造から始まり、エンジニアや音楽クリエイター向け機材として高い評価を獲得。
現在ではプロフェッショナル用途から一般リスナー向けまで幅広い製品を展開し、音の忠実性にこだわる信頼のブランドとして君臨しています。その高精度な音響技術は、スタジオレコーディングやライブ現場でも定番とされ、数多くの音楽プロデューサーやエンジニアに愛されています。
ゼンハイザーの有線イヤホンが人気の理由
ゼンハイザーの有線イヤホンは、長年培われた高音質技術やプロフェッショナル向けノウハウを惜しみなく注ぎ込んでいる点が大きな魅力です。ここでは、ゼンハイザーの有線イヤホンが人気の理由を3つ紹介します。
- 高音質ハイレゾ対応
- プロ監修サウンド
- 耐久性と装着感
高音質ハイレゾ対応
ゼンハイザーの有線イヤホンは、高解像度のハイレゾ音源を余すことなく再現できるドライバー設計が特徴です。たとえばIEシリーズではダイナミックドライバーや複数のBAドライバーを組み合わせ、20kHz以上の高音域までクリアに描き分けます。
音の立ち上がりや解像度に優れ、ピアノや弦楽器の微細な残響まで忠実に再現するため、クラシックやジャズなど音の再現性が求められるジャンルにもマッチ。音楽ファイルのビット深度を活かした音声を楽しみたい人には特におすすめです。
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【2025年最新】ハイレゾイヤホンおすすめランキング10選!高音質モデルやコスパ最強モデルを紹介
プロ監修サウンド
ゼンハイザーはプロの音響エンジニアやミュージシャンと共同開発を行い、スタジオやライブ現場で使える音質チューニングを施しています。特に定位感や音場の広がりを重視し、楽器の位置関係を明瞭に再現するため、エンジニアがミックスチェック用モニターとして採用することも少なくありません。
ボーカルのディテールやベースの量感、シンバルの余韻まですべてバランス良く表現する“モニターレベル”のサウンドは、音楽制作だけでなく一般リスニングでもジャンルを問わず高評価を獲得しています。
耐久性と装着感
ゼンハイザーの有線イヤホンは、金属製ハウジングや頑丈なケーブル素材を採用し、過酷な使用環境でも耐えられる設計が施されています。ケーブルは着脱式を採用することが多く、万が一断線しても交換ケーブルを取り付けるだけで復活。
イヤーピースも複数サイズが付属し、シリコンからフォーム素材まで好みに応じて選べるため、長時間装着しても痛みや疲れが少ないフィット感を実現しています。また、汗や湿気による影響を抑える耐水性能を持つモデルもあり、屋外での使用でも安心です。
ゼンハイザーの有線イヤホンラインナップ一覧を紹介
ここではモデル別に特徴と価格帯をざっとおさらいします。エントリー向けからハイエンドまで、音質・装着感・ケーブル仕様の違いを確認し、自分の用途に最適な一本を見つけましょう。
モデル名 | 価格帯(目安) | ドライバー/構成 | 主な特徴・ポイント |
---|---|---|---|
IE100 PRO | 約1万円前後 | ダイナミック1基 | コンパクト筐体でも低域をしっかり再生。遮音性の高いインイヤー設計で銀編み リケーブル対応ケーブル付属。音質にこだわる初心者に最適。 |
IE200 | 約2万円前後 | バランスドアーマチュア+ダイナミック (ハイブリッド) |
「Reference Sound」で中高域をクリアに、低域も自然な量感。音の分離と定位が向上し、 IE100 PROからの買い替え候補に人気。 |
IE300 | 約3万円前後 | True Response ダイナミック1基 | フラットかつ高解像度サウンド。アルミハウジングで剛性と遮音性をアップ。 ポータブルアンプとも相性が良く、外でも高音質鑑賞が楽しめる。 |
IE400 PRO | 約4万円前後 | BA×2 + ダイナミック×1 (ハイブリッド3基) |
ライブモニター需要を意識したプロ仕様。定位精度が高く、明瞭な音場を実現。 スタジオクラスを手軽に体験できる。 |
IE600 | 5万円台前半 | ダイナミック3基(斜め配置) | 歪みを抑えつつ迫力ある低域を追求。軽量ステンレス製ハウジングで耐久性と 装着安定性を両立。ハイエンド入門に人気。 |
IE900 | 約30万円 | ダイナミック5基(True Response マトリクス) | 超低歪みと超高域の透明感を追求したフラッグシップ。VAUENケーブル採用で 不要共振を排除し、音楽の微細なニュアンスまで再現。 |
IE4 | 約6,000円 | ダイナミック1基 | 低価格でもクリアなサウンド。ステンレス製ハウジングと3サイズのイヤーチップ付属で 装着感良好。コスパ重視の初心者・サブ機に最適。 |
CX 80S | 約5,000円 | ダイナミック1基 | 程よい低域と軽量ボディ。リモコンマイク付きケーブルで通話やリモートワークにも便利。 エントリーユーザー向けのスタンダードモデル。 |
CX 2.00 G | 約3,000円 | ダイナミック1基 | 低遅延設計&内蔵マイクでゲームやボイスチャットに最適。 足音・銃声の分離感を重視したチューニングが魅力。 |
ゼンハイザーの有線イヤホンの選び方
ゼンハイザーの有線イヤホンはラインナップが豊富で、用途や好みによって最適なモデルが異なります。本章では、4つの視点から、初心者でも迷わず選べるポイントを解説します。音楽鑑賞・プロ用モニター・ゲームなど、目的に合わせた条件を整理して、自分にぴったりの一本を見つけましょう。
- 音質と用途で比較
- ケーブル端子種類
- マイク付きの要否
- 予算とコスパ
音質と用途で比較
まず最も重視すべきは「どのような音楽を聴くか」「どんな環境で使うか」です。IE100 PROやIE200は手軽にクリアな音を楽しみたいエントリーユーザー向けで、ポータブルオーディオとの相性が良好。
IE300以上はハイレゾ再生対応で、クラシックやジャズなど音の緻密さを求めるリスナーに最適です。一方、IE400 PROやIE600はプロ監修のモニターレベルで、スタジオワークやプロゲーマーにも愛用される定位精度の高さが特徴。
用途に合わせて「フラット寄りか」「低域重視か」「中高域の解像度か」を比較しながら選びましょう。
ケーブル端子種類
ゼンハイザーのイヤホンはケーブル着脱式モデルが多く、端子の形状によって互換性や交換が容易になる点が魅力です。IE100 PROやIE200は3.5mmストレートプラグで汎用性が高く、リケーブルを試したい場合にも安価に入手できます。
IE300以上の上位モデルではMMCX端子を採用し、より高品質なケーブルへのアップグレードが可能。IE900やIE600などは純正ケーブルに専用デザインを採用し、耐久性や音質面で優れるものの、サードパーティの互換ケーブルは選択肢が限られる場合があります。
購入前に端子形状を確認し、将来のリケーブル計画も含めて検討することが大切です。
マイク付きの要否
普段の音楽視聴だけでなく、スマホ通話やオンライン会議でイヤホンを使いたい場合は「マイク付きモデル」であるかどうかが重要です。CX 80SやCX 2.00 Gはインラインマイクとリモコン操作に対応し、ハンズフリー通話が可能。
外出先での利用やテレワークで電話応対も行うユーザーには便利です。ただし、マイク搭載ケーブルはリモコン基板の分だけケーブルが太く、取り回し性が若干劣る傾向があります。
MEシリーズ以外の高音質モデルにはマイク非搭載のリケーブルも用意されているため、通話機能を重視しない場合はマイク無しケーブルでクリアな音質を優先する選択もあります。
予算とコスパ
価格帯はおおよそ6,000円〜30万円と幅広く、購入時に予算を明確に決めることがポイントです。初心者向けのIE4やCX 80Sは6,000〜8,000円程度でコスパに優れ、音質と耐久性のバランスが取れているため「まずゼンハイザーを試したい」という人に最適です。
中価格帯のIE200やIE300は2〜3万円台でハイレゾ対応やアルミハウジングを取り入れ、音質面で大きくステップアップが実感できます。ハイエンドのIE600やIE900は5万円以上となりますが、「長く使える投資」としてリセールバリューやリケーブル対応を考慮すれば、結果的にコスパ良好と評価されることも多いです。
用途と予算を照らし合わせ、価格に見合った機能・性能を比較しましょう。
【有線イヤホン】ゼンハイザーの人気おすすめ5選
ここでは、ゼンハイザーの有線イヤホンの中でも特に評価の高い5モデルをピックアップし、それぞれの特徴とおすすめポイントを詳しく解説します。それぞれ音質特性や価格帯、用途に応じた向き不向きをまとめたので、初めてのゼンハイザーイヤホン選びにぜひ役立ててください。
IE100 PRO
IE100 PROはエントリー向けながらプロ仕様の設計を取り入れたモデル。ダイナミックドライバー1基搭載で、低域から高域までバランス良く鳴らし、装着しやすい軽量アルミハウジングが特徴です。ケーブルは着脱可能な2.5mmバランス仕様を採用し、断線時もケーブル交換が可能。価格は1万円前後と手頃ながら、モニターレベルのクリアな音質を実現し、ライブやスタジオでのモニタリング用途にもおすすめです。
IE 600
IE 600はハイエンド寄りの中価格帯モデルで、TrueResponseドライバーを3基配置した“マトリクスデザイン”が魅力。低音は迫力ある量感を保ちつつ、高域は伸びやかで歪みを抑えた再生を実現します。ハウジングには軽量ステンレス素材を使用し、遮音性と剛性を高めた設計で長時間装着でも疲れにくいフィット感をキープ。価格は5万円前後ですが、フルレンジで高い解像度を求めるオーディオファンにぴったりの一本です。
IE 900
IE 900は発売当初30万円近いプレミア価格で話題を呼んだゼンハイザー製品の頂点モデル。ダイナミックドライバーを5基搭載し、“TrueResponseマトリクス配置”により不要共振を排除した超高解像度サウンドが特徴。イヤーハウジングは航空機グレードアルミニウムを削りだし、内部は不要振動を抑える設計でクリアかつ豊かな低域を両立します。専用VAUENケーブル採用によりノイズを極限まで低減し、音楽の細部まで漏らさず再現。プロユースにも耐える圧倒的な音質を求める方にこそおすすめのフラッグシップモデルです。
IE 200
IE 200はIE100 PROの上位機に位置し、約2万円前後で手に入るコスパ重視モデル。Reference Soundをコンセプトにチューニングされたハイブリッド構成(ダイナミック+バランスドアーマチュア)により、中高域の解像感と低域の自然な躍動感を両立。アルミ削り出しハウジングで遮音性を確保しつつ、装着感は軽く耳への負担を抑えます。IE100 PROからワンランク上の音質を求めるが、予算を抑えたい人に最適です。
IE 300
IE 300はハイレゾ再生対応を掲げた3万円前後のミドルレンジモデル。TrueResponseドライバーを1基採用し、フラットかつ情報量の多いサウンドを再生。軽量アルミ合金と高精度の遮音設計により、電車や飛行機でも外音をしっかり遮断しつつ長時間装着しても疲れにくい快適フィットが得られます。IE200よりも解像度を重視し、普段使いはもちろんポータブルアンプと組み合わせた本格リスニングにも対応します。
ゼンハイザーの有線イヤホンはプロゲーマーにも人気!
ゼンハイザーの有線イヤホンは、音の定位精度と遅延の少なさからプロゲーマーにも高く評価されています。IEシリーズを中心に、精密なサウンドステージ設計で敵の足音や銃声などをクリアに再現。
ハウジングの遮音性が高いため、ゲーム中の集中力を保ちつつ周囲のノイズをシャットアウトできます。また、ケーブルが有線であることで遅延が発生せず、ボイスチャット中もマイク付きモデル(CX 2.00 Gなど)なら仲間とのコミュニケーションもスムーズ。
耐久性に優れた着脱式ケーブルは過酷な練習環境でも断線しにくく、長時間の連戦でも安定したパフォーマンスを支援します。コアなゲーマーからライトなeスポーツプレイヤーまで、幅広い層に支持される理由がここにあります。
まとめ
ゼンハイザーの有線イヤホンは、老舗ブランドならではの確かな音質とプロ監修のサウンドを備え、エントリーモデルからフラッグシップまで幅広いラインナップが揃っています。IE100 PROやIE200は手頃な価格で質の高い音を楽しめ、IE600やIE900はハイレゾ再生や極めて低い歪みを実現。
プロゲーマーにも支持される定位精度や耐久性、装着感の良さも大きな魅力です。用途や予算、ケーブル端子の違いを理解し、自分にぴったりのモデルを選んで、ワンランク上の有線サウンドを体験してみましょう。