マツコの知らない世界で話題！フィリップス製イヤホンの特徴や口コミを紹介

テレビ番組『マツコの知らない世界』で取り上げられ一躍注目を集めたフィリップス製イヤホン。澄んだ中高域と量感ある低音、快適な装着感、Bluetoothと有線の両対応など、価格以上の実力でオーディオファンだけでなく初心者にも人気です。

本記事では代表的な9700系を中心にシリーズごとの特徴や口コミ、接続方法まで徹底解説。購入前の疑問をまるごと解消します！
また、下記ではankerイヤホン買うならどれがおすすめ？評判や人気ランキング5選も紹介について詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

フィリップス製イヤホンの特徴

フィリップスのイヤホンは、手頃な価格なのに専門メーカー顔負けと評されるコストパフォーマンスが熱い製品です。医療・照明で世界的に評価される精密技術をオーディオにも惜しみなく投入し、音質、装着感、機能性の三拍子を揃えています。

独自ドライバー開発や人間工学に基づく設計はもちろん、廉価モデルでもハイレゾ対応を実現するなど、価格帯を超えた実力派。まずはその総合力を把握するため、次の3つの観点から特徴をチェックしてみましょう。

音質とチューニング

フィリップスのイヤホンは原音忠実なフラット志向を基本に、中高域の透明感と低域の量感を丁寧にバランスさせるチューニングが特徴です。独自の振動板コーティングやアコースティックチャンバー設計により、解像度の高さと広い音場を両立。

クラシックやジャズの生楽器はもちろん、EDMの重低音もキレ良く再現してくれるため、ジャンルを問わず楽しめます。またハイレゾ対応ドライバーを搭載した上位モデルでは空気感まで感じ取れる立体的なサウンドを体験できます。

着け心地とデザイン

装着感とデザインにも抜かりはありません。イヤーピースは欧州人の耳型データをもとにした楕円形ノズルを採用し、日本人でも圧迫感の少ないフィット感を実現。

シリコンだけでなく低反発フォームも同梱するため遮音性の微調整がしやすい点も魅力です。ハウジングは航空機グレードのアルミや軽量ABSを使い、わずかなカーブとマット仕上げで高級感を演出。

ケーブルにはねじれにくいツイスト構造を採用し、タッチノイズを低減します。長時間リスニングでも疲れにくく、リモート会議や移動中のBGMにも最適です。

Bluetoothと有線両立

ワイヤレス時代に合わせ、Bluetoothモデルと有線モデルを並行展開しているのもフィリップスの強みです。Bluetoothモデルは最新のBluetooth 5.3とマルチポイント接続に対応し、AAC・LDACなど高音質コーデックもサポート。

有線派にはMMCX端子やバランスケーブルに換装できるProラインが用意されており、一台でDAPとスマートフォンの両方に最適化できます。さらにワイヤレス機でも付属ケーブルを装着すれば遅延ゼロの有線リスニングに早変わり。

用途に応じて無線・有線二刀流で使える柔軟性は、数あるブランドの中でも貴重な存在です。

フィリップス製イヤホンの主なシリーズ

フィリップスのイヤホンは、同社が培ってきた音響技術を基盤にしつつ、用途や価格帯に合わせて4つのシリーズが展開されています。ここでは各シリーズの主な特徴とおすすめポイントを順に見ていきましょう。

最上位シリーズの9700系

(引用元：フィリップス公式ページ）

ハイエンド志向のユーザーに向けた最上位シリーズが9700系です。9700系はフィリップスの最新技術を結集したフラッグシップライン。

φ10 mm LCP振動板を搭載し、ハイレゾ相当40 kHzまで伸びる高域と量感豊かな低域を高バランスで再生します。可変アコースティックベントにより音場の広さと定位を両立し、クラシックからEDMまでジャンルを選びません。

ANCとLDAC対応Bluetoothに加え、付属バランスケーブルで有線接続も可能。高級感あるアルミ削り出しハウジングと高密度メモリーフォームイヤーチップで装着感も極上です。

有線特化モデルのProライン

（引用元：フィリップス公式ページ）

現場モニター品質を求めるクリエイターの定番がProラインです。Proラインはステージモニター用途を想定した有線特化モデル。

MMCX端子採用でケーブル換装が容易、ライブ現場での断線リスクを最小化します。中域の解像度を最優先したフラットチューニングで、楽器の分離とニュアンスを忠実にモニタリング。

側圧を抑えた樹脂シェルは長時間装着でも痛みを軽減します。付属する3種類のイヤーチップで遮音性と装着感を調整でき、DTMや配信、リファレンスチェックにも最適。

さらに、0.78 mm 2-pin変換アダプターも同梱し、ハイエンドケーブルへのアップグレードにも柔軟に対応します。

スポーツ向けのSportシリーズ

（引用元：フィリップス公式ページ）

汗や雨を気にせず使いたいアクティブ派にはSportシリーズが用意されています。Sportシリーズはランニングやジムなどアクティブシーン専用に開発された防水・防汗モデル。

IP57相当の耐汗性能に加え、柔軟なイヤーフックとケーブルキーパーで激しい動きでもズレません。低域を少しブーストした“Beat Boost”チューニングでリズムを取りやすく、外音取り込み機能により屋外でも安全に使用可能。

バッテリーは最大12時間、急速充電に対応し10分で1時間再生。ナイトラン向けに反射材を配したデザインも魅力です。

コスパ最高のEntryモデル

（引用元：フィリップス公式ページ）

コスパ重視で初めてイヤホンを買う人に勧めたいのがEntryモデルです。Entryモデルは2,000〜4,000円台と手頃ながら、上位譲りのチューニングと耐久性が光る入門機。

8.6 mmネオジムドライバーを搭載し、明瞭なボーカルと過度に盛り過ぎない低音で長時間リスニングに最適です。軽量ABSシェルとフラットケーブルで絡みにくく、通勤通学のストレスを軽減。

マイク付きリモコン搭載で在宅ワークにも即戦力。カラバリも豊富で、初めてのイヤホン選びでも失敗しにくい安心感が支持されています。

フィリップス製イヤホンの中でも9700系が人気！

フィリップスのイヤホンラインアップの中で定番と言われるのが9700系です。発売から年数を重ねてもなお根強い人気を誇り、量販店の売れ筋ランキングやSNSのレビューでも必ず名前が挙がります。

ここではフィリップスイヤホン9700系の魅力を詳しく解説します。

9700系の特徴

9700系最大の魅力は手頃な価格でハイファイ体験ができるコストパフォーマンスです。13.5 mmのダイナミックドライバーにLCP（液晶ポリマー）コーティング振動板を採用し、低域は量感豊かでパンチがありながら、中高域はクリアで自然な伸びを実現。

ハウジング内のアコースティックベントが空気の流れを最適化し、同価格帯では頭ひとつ抜けた広い音場を感じられます。加えて、90°L字プラグや絡みにくいフラットケーブルなど使い勝手を考えた作りも好評。

遮音性が高い楕円形ノズルは装着感も快適で、長時間リスニングでも耳への負担が少ない点がリピーターを生む理由となっています。

他モデルと比較

Proラインがスタジオ用途のモニター寄りでフラットチューニング、SportシリーズがIP57防水と低域強調でリズム重視、Entryモデルが万人向けのややドンシャリ気味という立ち位置なのに対し、9700系は音楽鑑賞のオールラウンダーというバランス型ポジションが際立ちます。

例えば同社のPro6305と比べると中域の存在感が強調されボーカルが前に出やすく、SportタイプのTAA4216と比べれば低域が過度に膨らまずジャンルを選びません。Entryモデルと比べると、9700系は高域のきらびやかさと音場の立体感でワンランク上の満足感を提供します。結果として初めてでも失敗しにくい万能機として選ばれることが多いのです。

マツコの知らない世界でも紹介

2024年11月放送の『マツコの知らない世界・イヤホン特集』では、音響評論家が価格破壊の名機として9700系を紹介しました。番組内で試聴したマツコ・デラックスさんは「この値段でこんなに奥行きが出るの？」と驚きのリアクション。

放送直後には家電量販店の在庫が一時品薄になるほど注目されました。番組が強調していたポイントは以下の3つ。

テレビ効果で9700系神話が再燃し、現在もSNSで#マツコイヤホンと呼ばれるほど話題が続いています。
また、下記では【2025年最新】ワイヤレス寝ホンおすすめランキング10選！快眠できるイヤホンを紹介について詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

フィリップス製イヤホンを購入した人の口コミを紹介

実際にフィリップス製イヤホンを使ったユーザーの声は、製品のスペック表だけでは分からないリアルな満足度を示す貴重な情報源です。価格帯を超える音質や装着感を評価する声がある一方で、機能面や耐久性に対する厳しい意見も散見されます。

ここでは、購入検討時に気になる「高評価」と「低評価」の代表的な口コミをそれぞれ詳しく紹介し、フィリップス イヤホンの実力を多角的に検証します。

高評価口コミ

まずはポジティブな声からチェックしましょう。

フィリップスイヤホンに関する高評価口コミは、音質とコスパに関する称賛が多数。特に9700系のレビューでは「解像度は上位機種顔負け」「楽器ごとの分離が良くライブ音源が映える」というコメントが目立ちます。

装着感では「楕円ノズルが違和感ゼロ」「フォームチップ同梱で遮音性が高い」といった声も多く、リモート会議や通勤に使うライトユーザーからオーディオマニアまで幅広く支持されている点が高評価につながっています。

低評価口コミ

一方でネガティブな意見も見逃せません。

フィリップスイヤホンに関する低評価口コミは、細部の作り込みや機能面に厳しい指摘が挙がっています。特にスポーツ向けモデルでは「激しいランでイヤーフックがずれる」「汗でタッチセンサーが誤動作する」といった実使用時の不満が散見されました。

また、エントリーモデルユーザーからは「音場が狭い」「高域が刺さる」といったチューニングへの要望も。こうした口コミは、用途に合わせてシリーズを選び、必要に応じてリケーブルやイヤーチップ交換を行うことで解決できる場合が多い点も押さえておきましょう。

フィリップス製イヤホンのBluetooth接続方法を紹介

ワイヤレスイヤホンを最大限に活用するには、スマートフォンと安定したBluetooth接続を確立することが不可欠です。フィリップス製イヤホンは最新のBluetooth 5.3やLDACなど高音質コーデックに対応しており、iPhoneでもAndroidでも手順さえ押さえれば簡単にペアリングできます。

ここでは初回ペアリングから再接続のコツ、音が途切れるときの対処法まで、初心者でも迷わない具体的な手順を解説します。

接続手順【iPhone・Android】

スマホのOSが違っても基本操作は共通。手順を覚えておけば次回以降は自動接続がスムーズです。

接続不良対策

音が途切れる・ペアリングできないときは以下を順番に試せば大半のトラブルが解決します。

ちなみに、フィリップスはイヤホン事業を撤退したという噂は本当？

結論から言うと、フィリップスがイヤホン事業から完全撤退した事実はありません。2018年前後に国内代理店が変更となり、旧製品が一時的に店頭から姿を消したことで「終了したのでは？」という憶測が広まりました。

しかし現在は欧州のTP Vision社が〈Philips Sound〉ブランドを統括し、完全ワイヤレスやハイレゾ対応有線機など新モデルを継続リリース中。国内でもヨドバシやAmazonで正規品が購入でき、アプリによるファーム更新や修理サポート体制も整備されています。

つまり撤退は流通再編に伴う一時的な品薄が招いた誤解であり、2025年現在もフィリップス製イヤホンは健在です。

フィリップス製イヤホンのおすすめ5選

ここでは、フィリップスが誇る多彩なイヤホンラインナップの中から、音質や装着感、機能性のバランスに優れた5モデルを厳選してご紹介します。用途や好みに合わせて選べるバリエーション豊かなアイテムをピックアップしました。

PHILIPS SHE9700シリーズ SHE9720WT

PHILIPS SHE9700シリーズ SHE9720WTは、フィリップスのフラッグシップモデルとして高解像度再生を実現。9.8mmのダイナミックドライバーを搭載し、クリアな中高域と豊かな低域をバランスよく再現します。また、こだわりのチューニングによりボーカルの抜け感に優れ、クラシックからポップスまで幅広いジャンルで活躍。着脱式ケーブルは耐久性に優れ、交換も簡単で長く使い続けられるのが魅力です。カラーバリエーションも豊富で、自分好みのデザインを選べるのも嬉しいポイントです。

PRO6305 ハイレゾ対応インイヤー型イヤホン

PRO6305 ハイレゾ対応インイヤー型イヤホンは、24bit/96kHz再生に対応する高解像度モデル。斜めに設計されたイヤーチップによって耳へのフィット感が向上し、外部ノイズを遮断。軽量アルミハウジングが不要振動を抑え、クリアな音場を提供します。真鍮ベースのドライバーが細やかなニュアンスを再現し、アコースティック音楽やボーカル曲の繊細な表現に最適です。ケーブルは絡まりにくい設計で、持ち運び時のストレスも軽減します。

PHILIPS(フィリップス) TAT1209 ワイヤレスイヤホン

PHILIPS TAT1209 ワイヤレスイヤホンは、ネックバンド型で最大15時間の連続再生が可能なモデル。Bluetooth 5.0対応で安定した接続を実現し、aptXコーデックにも対応しているため高音質でワイヤレスリスニングを楽しめます。マグネット式イヤーバッドを採用し、使用しないときは首元でスッキリ収納可能。IPX4相当の防滴性能を備えており、軽い運動や通勤・通学時の汗や雨でも安心して使えるのが特長です。

フィリップス A1105 インイヤースポーツ有線

フィリップス A1105 インイヤースポーツ有線モデルは、汗や水しぶきに強いIPX5等級の防水性能を備えたスポーツ向けイヤホン。柔らかいシリコン製イヤーフィンが耳の形にしっかりフィットし、激しい動きでも外れにくい設計です。高感度マイクを搭載し、ハンズフリー通話にも対応。ケーブルは絡みにくいフラット形状で、持ち運びや収納も快適。トレーニング中も安定したサウンドと快適性を両立しています。

PHILIPS(フィリップス) TAE2146

PHILIPS TAE2146は、完全ワイヤレスイヤホンとして手軽に高音質を楽しめるエントリーモデル。片耳3.5gという軽量設計で、長時間装着しても疲れにくいのが魅力です。内蔵バッテリーで約20時間の総再生時間を確保し、シンプルなタッチコントロールで再生・停止や通話応答もスムーズ。通話用マイクの集音性能が高く、テレワークやオンライン会議でもクリアな音声を届けます。カラーはブラックとホワイトの2色展開です。

まとめ

フィリップス製イヤホンは、価格以上の音質と装着感、無線・有線の柔軟性で幅広い層から支持されています。中でもハイコスパの9700系は最初の一本にも買い替え候補にも最適。

Proラインはモニター用途に、Sportはアクティブ派に、Entryは手軽な入門機にと、シーン別に選べるのも魅力です。Bluetooth接続やサポート体制も充実しており、撤退の噂は誤解に過ぎません。

フィリップスの豊富なラインアップから、自分のリスニングスタイルに合った一台を見つけて、音楽体験をワンランクアップさせましょう。