高級筆記具ブランドとして名高いモンブランが、音の世界に本気で挑んだ完全ワイヤレスイヤホンがMTB03です。この記事では、上質なデザインと名エンジニア監修の音質、便利機能を備えた同モデルの魅力と口コミを徹底解説します。
さらにヘッドホンも手掛ける同社の音響戦略まで網羅し、購入前に知りたいポイントを一挙に紹介。読み終えた頃には、自分に最適なイヤホンかどうか判断できるはずです。
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そもそも、モンブランとは?
(引用元:Montblanc 公式)
モンブランは1906年にドイツ・ハンブルクで創業したラグジュアリーブランドで、万年筆「マイスターシュテュック」に代表される高級筆記具が世界的に有名です。
雪を頂くヨーロッパ最高峰モンブラン山をモチーフにしたホワイトスターのロゴは、精緻なクラフトマンシップと妥協なき品質への象徴。近年はレザーバッグや腕時計、スマートウォッチなどライフスタイル領域へ展開を広げ、上質な素材とデザイン哲学を受け継いだギアを送り出しています。
そして2022年、同社が培った美意識とエンジニアリングを融合させたオーディオラインが誕生。完全ワイヤレスイヤホン「MTB03」は、筆記具で築き上げた書く歓びを聴く歓びへ昇華させた最新プロダクトです。
【MTB03】モンブランイヤホンの基本情報
MTB03は「書く歓び」で知られるモンブランが、装着感と音質を両立するために設計した初の完全ワイヤレスモデルです。ここではコラボした著名エンジニアによる音質設計やビジネスシーンにも映えるカラーバリエーションなど、購入前に押さえておきたいベース情報を整理します。
- MTB03のスペック
- MTB03のカラー展開
MTB03のスペック
MTB03は7 mmベリリウムドライバとアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載し、Bluetooth 5.2によるaptX Adaptive/AAC/SBCコーデックに対応。バッテリーは本体6時間+ケース18時間(ANCオン時)でQiワイヤレス充電もサポートします。
片側わずか6 gの軽量設計ながらIPX4の生活防水、近接センサーによる自動再生停止、マルチポイント接続といった実用機能も充実。サウンドチューニングはゼンハイザーで名高いエンジニアAxel Grellが担当し、低域の締まりと高域の伸びを両立した上質なバランスを実現しています。
MTB03のカラー展開
(引用元:Montblanc 公式)
カラーバリエーションはブランドのクラシックラインに通じるブラック、ホワイトスターのコントラストが際立つ上品なアイボリー、そしてモンブランのレザーコレクションにも採用される深みのあるブリティッシュグリーンの3色展開。
いずれも艶を抑えたマット塗装とアルミ削り出しのエンブレムリングを組み合わせ、ビジネスシーンでも悪目立ちしない洗練されたルックスに仕上げています。ケースには同色レザー調コーティングが施され、手帳やペンと並べても統一感を演出。カラーによるスペック差はなく、好みや持ち物とのコーディネートで選べる点が支持を集めています。
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【MTB03】モンブランイヤホンの3つの特徴
MTB03は「ビジネスシーンでも映えるラグジュアリー感」と「プロ仕様の音質」、そして「日常で役立つ最新機能」を三位一体で備えたモデルです。ここではデザイン・サウンド・実用性という3本柱を軸に、その魅力を具体的に紐解いていきます。
- 高級感あるデザイン
- 有名音響エンジニアがチューニング
- 実用性の高い機能を搭載
高級感あるデザイン
(引用元:Montblanc 公式)
ハウジング外周を彩るアルミ削り出しリングと、天面にあしらわれたホワイトスターのエンブレムは、万年筆「マイスターシュテュック」に通じる象徴的ディテール。
艶を抑えたマット塗装によりビジネスバッグやスーツにも自然に溶け込み、ケースにはレザー調コーティングを施して手帳や財布と並べても統一感を演出します。左右ユニットは片側わずか6 gと軽量ながら、フィット感を高めるエルゴノミクス形状を採用。ブランドロゴがタッチセンサーを兼ねるため、見た目のミニマルさと操作性を両立しています。
まさに「書く歓び」で培ったクラフトマンシップを“聴く歓び”に置き換えた意匠と言えるでしょう。
有名音響エンジニアがチューニング
音質設計はゼンハイザーの名機を数多く手掛けてきたエンジニアAxel Grellが担当。
直径7 mmのベリリウム振動板を搭載したダイナミックドライバは、ベリリウム特有の高剛性・軽量性により過渡応答に優れ、低域のタイトさと高域の伸びを実現します。Bluetooth 5.2経由でaptX Adaptive/AACに対応し、96 kHz・24bitまでのハイレゾ相当ストリーミングもカバー。
Grell氏のチューニングは「中域の情報量と音場の立体感」を重視しており、クラシックやジャズはもちろんポップスのボーカルも自然に前へ浮かび上がる仕上がりです。高級筆記具に求められる精緻さを、音の世界でも体感できる点がレビューで高評価を集めています。
実用性の高い機能を搭載
(引用元:Montblanc 公式)
MTB03はスタイルだけでなく、日常ユースに欠かせない機能面も抜かりありません。アクティブノイズキャンセリング(ANC)は「トラベル/スポーツ/オフィス」の3モードを搭載し、環境に応じて最適化。
再生/一時停止を自動で切り替える近接センサーやマルチポイント接続により、オンライン会議から音楽鑑賞へシームレスに移行できます。バッテリーは本体6時間+ケース18時間、ケースはQiワイヤレス充電に対応し、IPX4防滴で急な雨や汗にも配慮。
Bluetooth 5.2による安定接続と10 mの通信距離、エンブレム一体型のタッチ操作など、プレミアム=美しいだけに終わらない総合性能がビジネスパーソンから支持されています。
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【MTB03】モンブランイヤホンのレビューを紹介
ラグジュアリーブランドの初ワイヤレスとあって、レビューは「所有欲を満たすか」「音響機器として実用的か」に注目が集まります。ここでは海外・国内メディアやユーザーの声を総合し、良い点と惜しい点をそれぞれ整理しました。
- モンブランイヤホンの良いレビュー
- モンブランイヤホンの悪いレビュー
モンブランイヤホンの良いレビュー
高評価の多くは装着感とデザインの完成度に集中。
筐体は小型軽量で長時間装着しても耳が痛くなりにくく、アルミリングとホワイトスターがさりげなく光る外観は「ビジネスクラスでも映える」と評判です。音質面では、Axel Grell設計の7 mmベリリウムドライバが評価され、低域の制動力と高域の伸びを両立したバランスの良さが指摘されています。
特にTechRadarは「aptX Adaptive+IPX4+アプリEQで、小型ながら高解像度を実現」と絶賛し、T3も「深い低音まで破綻せずリズム表現が巧み」とコメント。日本語レビューでも「ANCオンでも音が痩せない」「近接センサーが便利」といった実用性を褒める声が目立ちます。
モンブランイヤホンの悪いレビュー
一方で課題として挙げられるのは操作性と価格/アプリ面。
WIREDのテストでは「タッチセンサーが敏感で誤作動しやすい」「左側の接続が途切れる症状があった」と報告され、モンブランはファーム更新で改善を約束しています。また音量調整が本体操作でできない点も不満の種。
アプリはEQやANC設定こそ備えるものの、ソニーやBOSEと比べると機能が限定的との指摘があります。さらに日本販売価格約5.5万円は機能面を考えると割高感があるとの声もあり、「ブランド価値をどう評価するか」が購入判断の分かれ目と言えそうです。
【MTB03】モンブランイヤホンはどんな人におすすめ?
MTB03は「音質」と「所有感」を同時に満たしたいビジネスパーソンに最適です。
高級筆記具で培ったクラフトマンシップが漂う外観は、スーツや革小物と相性抜群。会議ではマルチポイント接続と近接センサーが活躍し、移動中はAxel Grell監修の7 mmベリリウムドライバがクリアなサウンドを提供します。
「ブランドの品格を耳元でも演出したい」「他人と被らないプレミアムTWSを探している」「ANCよりも繊細な音作りを重視したい」――そんなこだわり派にこそ手に取ってほしい1台です。また、高級ギフトとしても映えるパッケージとレザー調ケースは、記念日や昇進祝いにも喜ばれるでしょう。
ちなみに、モンブランからヘッドホンも発売されている!
(引用元:Montblanc 公式)
イヤホンだけでなく、モンブランはオーバーイヤー型のワイヤレスヘッドホン「MB 01」も展開しています。
アルミニウムフレームと上質なレザーを組み合わせた筐体は約250 gと軽量ながら高級感にあふれ、アクティブノイズキャンセリング(ANC)と外音取り込みを両立。40 mmドライバーとaptX Adaptive対応Bluetooth 5.0により、ビジネスクラスでも映える深みのあるサウンドを実現します。
バッテリーは最大20時間(ANCオン)駆動し、折りたたみヒンジやレザー調ポーチなど持ち運びにも配慮。カラーはブラック、ブラウン、グレーの3色で、公式価格は約600ドル(日本では8万円前後)とハイエンド。
MTB03を外出用、MB 01をオフィスや自宅用と使い分ければ、筆記具で培ったモンブランのクラフトマンシップを耳元でもフルコースで味わえます。
まとめ
MTB03は、モンブランが誇るクラフトマンシップと音響エンジニア Axel Grell のチューニングが融合した 聴くラグジュアリーアイテム です。ブランド価値ゆえ価格はハイエンド帯ですが、「スーツに似合う完全ワイヤレスが欲しい」「他人と被らないプレミアム TWS を探している」なら投資価値は十分。
外では MTB03、自宅やオフィスでは兄弟機 MB 01 と使い分ければ、モンブランの美学を 24 時間堪能できます。筆記具で培った“書く歓び”が“聴く歓び”へ昇華された今、モンブラン イヤホンで日常の音体験を格上げしてみてはいかがでしょうか。