広告 有線ヘッドフォン

10万円以上の高級ヘッドホンのおすすめ5選!選び方や人気メーカーも紹介

10万円超えのヘッドホンは「ただ高い」だけではありません。音場の広さ、微細なニュアンス再現、装着感や素材の質感まで“聴く体験”を一段上げる存在です。

本記事では高級機の定義から、開放型/密閉型や有線/ワイヤレスの選び方、DAC・アンプとの組み合わせ方を解説。さらにゼンハイザー、Audeze、ソニーなど人気メーカーとおすすめ5選、世界最高級機の相場まで網羅して紹介します。

また、下記では【高音質・コスパ最強・おしゃれ】ワイヤレスヘッドホンのおすすめランキング15選!について詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

高級ヘッドホンとは?

はてな

一般的な数千円~数万円帯を超え、音質・素材・設計すべてにコストをかけた“趣味性の高いリスニング機器”が高級ヘッドホンです。

10万円以上のモデルでは、開放型なら広大な音場表現や空気感、密閉型でも低域の質感や解像度の高さが段違い。振動板素材(ベリリウム/平面磁界/静電型)やハウジング材(マグネシウム、ウッド、カーボン)まで吟味され、装着感も長時間前提で最適化されています。

結果、「音源の微細なニュアンスを余すことなく味わいたい」「所有欲を満たす一生モノが欲しい」といったニーズに応える存在が高級ヘッドホンです。

また、下記では【2025年最新】音質重視のヘッドホンおすすめランキング20選!専門家が選ぶ高音質モデルを徹底解説について詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

10万円以上の高級ヘッドホンの選び方

高価だから正解ではありません。音漏れ可否、据え置き環境の有無、接続方式、そして駆動力――10万円クラスは設計思想が尖っているため、自分の使い方と噛み合うかを丁寧に見極める必要があります。

以下の4視点でチェックしましょう。

  • 開放型か密閉型かで選ぶ
  • 有線ORワイヤレスを選ぶ
  • リスニング環境との相性を確認
  • DAC・アンプとの組み合わせを確認

開放型か密閉型かで選ぶ

チェック

  • 開放型:背面が抜けており、空気感や音場の広さ、抜けの良い高域表現が魅力。ただし音漏れ・外音混入が大きく、静かな自室向け。
  • 密閉型:外部遮音と低域の量感・圧力感が得意で、環境音を遮って没入したい人や録音・DTM用途に◎。密閉特有のこもり感や圧迫感を嫌う人もいるため、試聴で自分の好みを確認。

住環境(家族・隣室への配慮)と聴くジャンルの傾向で決めると失敗しません。

有線ORワイヤレスを選ぶ

ヘッドホン

10万円級は基本有線が主流。理由は劣化なしの伝送と高出力アンプ活用で音を最大限引き出せるから。とはいえ近年はLDAC/aptX Adaptive対応や独自DSP搭載の高級ワイヤレスも登場し、利便性と高音質を両立する選択肢も増加。

リビングや仕事場を移動しながら使う、PC/スマホ間で頻繁に切り替えるならワイヤレスに軍配。腰を据えてハイレゾ・アナログ音源を味わうなら有線が王道、と使い方で判断しましょう。

リスニング環境との相性を確認

  • 静かな深夜リスニング中心:開放型+据え置きアンプで最大限の解像度と音場を。
  • 家族がいるリビングや外出先で使う:密閉型やワイヤレス+ノイキャンが実用的。

イさらにPC直差しなのか、オーディオインターフェイス経由なのか、リビングのAVアンプを使うのか――接続経路で音量確保やノイズ感が変わるため、どこでどう聴くかを先に明確にしましょう。

DAC・アンプとの組み合わせを確認

アンプ

能率の低い平面磁界型・静電型や、インピーダンスが高いモデルは、スマホ直挿しでは真価を発揮できません。推奨出力(mW)やインピーダンス、感度(dB/mW)を確認し、十分に駆動できるDAC/ヘッドホンアンプをセットで検討しましょう。

逆に高感度モデルをハイゲインアンプで鳴らすとホワイトノイズが目立つ場合もあるため、組み合わせの相性も大切です。ケーブル交換(バランス接続)で音場や駆動力が変わることもあるので、アップグレード余地も視野に入れましょう。

10万円以上の高級ヘッドホンの人気メーカー3選

10万円クラスになると、各社の“哲学”が音作りや素材選定、設計思想に色濃く反映されます。ここでは代表格であるSennheiser、Audeze、Sonyの3ブランドを取り上げ、その特徴と選ぶ際のポイントを整理します。

  • Sennheiser(ゼンハイザー)
  • Audeze(オーデジー)
  • Sony(ソニー)

Sennheiser(ゼンハイザー)

ヘッドホン

ドイツ発、プロ用マイクやスタジオ機器で培った技術を持つ老舗。HD800Sに象徴される開放型の圧倒的な音場表現と高解像度は“空気まで聴こえる”と評されます。

音のバランスはニュートラル寄りで、ジャンルを問わず録音の良し悪しを正確に描き分けるモニターライクさが魅力。一方で駆動には相応のアンプ性能が必要。

素材面でもマグネシウムフレームや精密なメッシュ構造を採用するなど、工業製品としての完成度が高く、長時間装着でも疲れにくい設計も人気の理由です。

また、下記では【2025年】ゼンハイザー ヘッドホンおすすめランキング10選!高音質モデルを徹底比較について詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

Audeze(オーデジー)

ヘッドホン

米国の平面磁界(プラナー)ドライバー専門ブランド。LCDシリーズに代表される濃密な中低域と超低域の伸び、立ち上がりの速さ、歪みの少なさが特徴です。

音像が“面で迫る”独特の質感は一度ハマると戻れない中毒性。重量級モデルが多く装着感は好みが分かれますが、近年は軽量化やポータブル向けモデルも展開。

能率が低いため、駆動力の高いアンプやバランス接続との相性確認は必須。音楽の“質感”にこだわるリスナーに刺さるブランドです。

Sony(ソニー)

ヘッドホン/ソニー

日本を代表する総合音響メーカー。ハイエンドではMDR-Z1Rなど密閉型フラッグシップが有名で、広大な低域レンジと艶のある高域、ラグジュアリーな素材使いが魅力。

独自の振動板開発力や音響解析で、密閉ながら開放型に迫る音場と高解像度を両立します。さらに同社製DAP・DAC/アンプとのシナジーも強く、トータルで“ソニー・サウンド”を完成させやすいのが利点。

ワイヤレス/ノイキャン分野の技術もトップクラスで、利便性と音質を両立した選択肢も豊富です。

10万円以上の高級ヘッドホンの人気おすすめランキング5選

ここでは、10万円以上の高級ヘッドホンの人気おすすめランキング5選を紹介します。以下の5機種は方向性が異なるので、あなたの「聴きたい体験」に最も近い一台を選べるはずです。

ゼンハイザーHD 660 S - HiRes Audiophile オープンバックヘッドホン



オープン型の王道。中高域の見通しと自然な音場で長時間でも飽きない。

HD 600系の設計思想を受け継ぐHD 660 Sは、過度な味付けを排したフラット寄りのバランスが持ち味。ボーカルやアコースティックがクリアに前へ出つつ、過剰に刺さらない上品な高域で、長時間のリスニングや制作のチェック用にも使いやすい実直なチューニングです。開放型ゆえ遮音性は高くありませんが、空気感や定位の自然さは格別。アンプを併用すると音の厚みとダイナミクスがさらに伸び、クラスを超えた実力を引き出せます。

Audeze LCD-Xオーバーイヤーオープンバックヘッドフォン新2021バージョン



平面磁界の“瞬発力”と“輪郭”。プロの現場でも信頼されるモニター寄りリファレンス。

LCD-Xは平面磁界型ならではの立ち上がりの速さと、帯域全体の整合が秀逸。低域は深く速く沈み、中域は厚みがあり、高域は繊細で粒立ち良好――トータルで“音の情報量”が圧倒的です。ミックスやマスタリングの確認用としても評価が高く、ジャンルを問わず細部まで聴き取りたい方に最適。やや重量級なので、ヘッドバンド調整やクッション交換でフィットを追い込むと快適度が上がります。駆動力のあるDAC/アンプと組むとスケール感が一段と増し、本領発揮。

ソニー SONY MDR-Z1R



密閉型ハイエンドの到達点。重厚な低域と伸びやかな高域、そして広大“密閉の音場。

MDR-Z1Rはソニーの技術を結集したフラッグシップ密閉。大口径ドライバーと堅牢なハウジング設計で、量感のある低域と艶やかな中高域を高い解像で両立します。密閉ながら空間表現が広く、オーケストラの奥行きやライブの空気感も豊かに再現。遮音性が高く環境ノイズのある部屋でも音に没入できます。駆動には質のよいヘッドホンアンプを推奨。ケーブルや源(DAP/据え置き)との相性で音の表情が大きく変わる、チューニングの楽しみも深い一台です。

バング・アンド・オルフセン ワイヤレスヘッドホン Beoplay H95 Chestnut



外でも極上。上質素材×高性能ANC×ワイヤレスで、移動時間がリスニングルームに。*

Beoplay H95は、アルミ×レザーの贅沢な造形と、完成度の高いアクティブノイズキャンセリングが魅力のフラッグシップBluetoothモデル。ワイヤレスながら高級機らしい豊潤で滑らかな音作りで、ジャズやシンガーソングライターが気持ちよく鳴ります。着脱式イヤークッションや折りたたみ機構、キャリングケースまで上質で所有満足度も抜群。自宅では有線接続、外ではANCオンのワイヤレスと使い分けできる“二刀流”が強みです。

デノン Denon AH-D9200 ヘッドフォン ハイレゾ対応 密閉ダイナミック型



日本伝統の素材美×濃密サウンド。聴くたびに木の響”を味わえる密閉ハイエンド。

AH‑D9200は天然木(竹)ハウジングの豊かな響きとダイナミックな駆動感が特徴。低域は量感と締まりを兼ね備え、中域は肉厚、そして高域は滑らかで耳当たり良好。ロックやポップスはもちろん、弦楽やピアノの倍音表現にも優れ、音色の“艶”を存分に楽しめます。装着感は軽快で、密閉型としては長時間でも疲れにくい部類。上流のDAC/アンプをグレードアップすると、音場の広がりと微小信号の描写が着実に向上します。

ちなみに、世界最高級ヘッドホンっていくら?

はてな

桁が違う世界では、数十万円どころか数百万円~数千万円クラスも存在します。代表例としては真空管アンプ一体型の静電型セットで数百万円、宝飾や貴金属を用いた限定モデルでは1,000万円超えというケースも。

単体ヘッドホンでも素材・製造精度・ドライバー方式(静電型/平面磁界)にこだわったフラッグシップが100万~300万円台で取引されます。ここまで来ると“音質”だけでなく、所有体験・工芸品としての価値、希少性への投資という要素が大きく、オーディオとアートの境界線が曖昧になる世界です。

まとめ

10万円超のヘッドホンは、音作り・素材・駆動設計まで思想が詰まった道具兼コレクション。だからこそ「開放/密閉」「有線/ワイヤレス」「環境」「DAC・アンプ」の4軸で自分の使い方に最適化することが重要です。

本記事で紹介したメーカー特性とおすすめ5選を手掛かりに、試聴と環境整備で“理想の音”を探求してみてください。投資に見合う圧倒的な没入体験が、日常の音楽時間を一段引き上げてくれるはずです。

-有線ヘッドフォン
-, , , , , , , , , ,