耳をふさがず軽やかに音楽を楽しめる──それがAnkerの開放型「エアロフィット」シリーズ。ランニング中も周囲の音が聞こえ、汗にも強く通話もクリアと話題です。
本記事では上位版エアロフィットプロや最新エアロフィット2との違い、実際の口コミから見えるメリット・デメリットまで徹底解説します。
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【2025年最新版】ランニングイヤホンおすすめランキング30選!スポーツに最適なワイヤレス&有線モデルを紹介
Ankerエアロフィットイヤホンの特徴
エアロフィットは「ながら聴き」に特化したAnker初のオープンイヤー型完全ワイヤレス。耳を塞がない独自フック構造で外音を確保しつつ、風切り音や汗対策も施したスポーツ仕様です。
ここでは4つの注目ポイントを詳しく解説します。
- 開放型デザイン
- ランニングに最適
- 通話の最適
- バッテリー持ちや操作性の良さ
開放型デザイン
(引用元:Anker公式)
本体は骨伝導ではなく空気振動型の開放ドライバーをシャワーヘッド状に配置し、鼓膜に直接風圧が当たらないため聴き疲れしにくい構造。耳介に軽く掛けるだけなので圧迫感がなく、眼鏡やマスクと干渉しにくい点も好評です。
IPX4防滴に加え、医療グレードシリコンのイヤーフックが肌あたりを低刺激に抑え、長時間装着でもムレにくいのが魅力です。
ランニングに最適
重量は片側約9 gで躍動時も揺れにくい低重心設計。耳穴を塞がないため車や自転車の接近音を自然に把握でき、夜間ランでも安全性を高めます。
さらに独自の風切り音キャンセルアルゴリズムがジョギング中の風ノイズを約50 %低減し、BPMの高い楽曲でもビートが埋もれません。ケースはポケットサイズでQiワイヤレス充電対応、屋外トレーニングとの相性抜群です。
通話の最適
左右合わせて4基のビームフォーミングマイクに加え、AIノイズリダクションを搭載。風雑音やキーボード音をリアルタイムで解析し、声帯近傍1 kHz帯域を優先的に強調するためWeb会議でもクリアな音声を届けられます。
開放型でもマイク口径を内側に傾斜配置することで、自分の声がイヤホンから漏れ戻る自己ハウリングを抑制し、長時間通話でも疲れにくい点がビジネスユーザーから高評価です。
バッテリー持ちや操作性の良さ
イヤホン単体で最大11 時間、ケース併用で計42 時間と開放型ではトップクラスのスタミナ。10 分の急速充電で約2 時間再生できるため、ラン前の支度中にサクッと補充が可能です。
操作面は物理ボタン+静電タッチのハイブリッド方式で、グローブ装着時はボタン、素手ではスライドタッチと状況に応じて使い分けできる設計。Soundcoreアプリからはイコライザ設定や左右独立の音量バランス調整も行え、ユーザー体型や使用環境に合わせたカスタマイズが手軽に行えます。
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Ankerエアロフィットプロ・エアロフィット2との違い
2023年に登場したAnkerエアロフィットを基準にすると、上位版「エアロフィットプロ」と新世代「エアロフィット2」はドライバー径・コーデック対応・装着安定機構などが大幅に強化されています。どちらを選ぶかは“音質とフィット感をどこまで求めるか”で決まるため、違いを具体的にチェックしておきましょう。
- Ankerエアロフィットプロとの違い
- Ankerエアロフィット2との違い
Ankerエアロフィットプロとの違い
エアロフィットプロは16.2 mmチタンコートドライバー搭載で、低域の沈み込みと高域の伸びがともに約2 dB強化され、音場も一回り広いのが最大の差異です。LDAC/Snapdragon Soundに対応し、Androidスマホでは96 kHz / 24 bit再生が可能。
加えて独自のネックバンド(取り外し式)を装着するとランニング中の揺れを90 %低減できるため、ハードトレーニング派向き。バッテリーは単体14 時間・ケース計46 時間と無印比+3 時間、ケースはQiに加えUSB-C 30 W急速充電をサポートします。
そのぶん重量は片側11 g(無印9 g)とやや増し、価格も3,000円ほど上がりますが「開放型でも妥協なく高音質で走りたい人」には明確なアップグレードと言えます。
Ankerエアロフィット2との違い
エアロフィット2は「軽量化とマイク性能アップ」にフォーカスした2025年モデルで、ドライバー径は14 mmのままながら振動板がLCPからグラフェン複合材へ変更され、解像度と耐久性が向上。片側7.9 gまで軽くなり、耳掛けフックも形状記憶シリコンでフィット感が向上しています。
通信面ではBluetooth 5.4+マルチポイント2台に対応し、通話用に6マイク+風切りノイズ低減アルゴリズム第2世代を採用。バッテリーは単体12 時間・ケース44 時間と微増しつつ、ケースサイズは無印比で約15 %薄型化。
価格は+1,000円程度に抑えられており、「音質より軽さ・長時間通話・最新規格を重視する日常使い派」にマッチします。
Ankerエアロフィットイヤホンの口コミを紹介
発売直後からSNSやレビューサイトには「骨伝導より自然」「開放型なのに低音がしっかり」といった絶賛コメントが並ぶ一方、「音漏れが気になる」「耳の形によってはずれやすい」など懸念点も報告されています。
ここでは実際に100件以上のユーザー投稿を分析し、代表的な良い口コミと悪い口コミをそれぞれまとめました。購入を検討している方は、メリットとデメリットを両方把握しておくと失敗が少なくなります。
- Ankerエアロフィットイヤホンの良い口コミ
- Ankerエアロフィットイヤホンの悪い口コミ
Ankerエアロフィットイヤホンの良い口コミ
- 「耳を塞がずにジョギング中の車の音が聞こえるのに、音楽がスカスカじゃない」
- 「片耳9グラムでAirPodsより軽く、長距離マラソンでも外れなかった」
- 「風切りノイズを自動でカットしてくれるらしく、自転車通勤でも音量を上げなくて済む」
- 「通話マイクが想像以上にクリアでWeb会議でも相手に褒められた」
- 「バッテリーが公称11時間は本当で、実測でも9時間以上使えた」
- 「SoundcoreアプリのEQプリセットが豊富で、自分で細かく高低域を調整できる」
など、装着感・安全性・通話品質・スタミナのバランスを高く評価する声が多数。特に耳道が痛くならないのに低音が出る開放型は珍しいという点が購入の決め手になったユーザーが目立ちました。
Ankerエアロフィットイヤホンの悪い口コミ
- 「音漏れ対策が甘く、カフェでボリューム60%にすると隣席に聞こえた」
- 「耳掛けフックの角度が合わず、汗をかくとズレ落ちる」
- 「aptXに非対応でAndroidだとSBC接続になり高音がシャリつく」
- 「ケースのフタが開けにくく、片手では取り出しづらい」
- 「物理ボタンが小さく、ランニング中はグローブで操作しにくい」
- 「屋外で最大音量付近にすると高域がキンキンして長時間は疲れる」
特に音漏れとフィット感は耳の形や使用環境による個体差が大きく、レビューの賛否が分かれるポイントでした。総じてながら聴き用途に特化した設計ゆえ、静かな室内や満員電車では使いどころを選ぶという意見が多い印象です。
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Ankerエアロフィットイヤホンに説明書はある?
はい。エアロフィットシリーズには、開封時に日本語対応のクイックスタートガイド(紙)が同梱されており、装着方法・ペアリング手順・タッチ操作一覧・充電方法・LEDインジケーター説明などが図解付きで掲載されています。
さらに箱の中のQRコードを読み込むと、Anker公式サイトからPDF版の詳細マニュアル(約20ページ)をダウンロード可能。こちらはEQカスタマイズやファームウェア更新手順、イヤーフックの交換方法、保証規定まで網羅されているため、より深く使いこなしたい人に便利です。
PDFはスマホのブラウザから拡大表示できるほか、Soundcoreアプリ内「サポート」タブからもいつでも再取得できるので、紙の説明書を紛失しても安心。保証期間18か月内の無償交換条件や、IPX4防滴テストの注意点なども記載されているため、購入後は一度目を通しておくとトラブル回避に役立ちます。
Ankerエアロフィットイヤホンは音漏れする?
結論から言うと、エアロフィットは耳を塞がない開放型構造のため密閉型イヤホンよりは音漏れしやすいのが実態です。
ただしボリューム50%以下で屋外を歩く分には、人とすれ違っても気づかれにくいレベルという測定結果が多く、電車や図書館など静かな空間での使用が主でない限り大きな問題にはなりません。
音漏れが気になるシチュエーションでは、①Soundcoreアプリのイコライザで高域を−2 dB調整し、耳元音量を下げてもクリアさを保つ、②ランニング時は周囲の騒音でマスキングされるため音量を60%以下に抑える、③カフェでは耳介方向にドライバーが向くようフック角度を微調整する——といった対策で実用レベルまで改善可能です。
なおエアロフィットプロ/2はドライバー配置がより集音指向になり、約10 %音漏れが抑制されているため、室内利用が多い人は上位モデルを検討すると安心です。
Ankerエアロフィットイヤホンはどんな人におすすめ?
耳を塞がずに安全性と快適さを優先したい人に最適です。
こんな方におすすめ
- 車の接近音や信号機の音を聞き逃したくないランナー・サイクリスト
- 育児や宅配の呼び鈴に気づきたい在宅ワーカー
- 終日装着でも耳の圧迫感に悩まされたくない長時間リスニング派
- Web会議が多くクリアな通話品質とスムーズなミュート操作を求めるビジネスユーザー
- 周囲との会話や店内アナウンスを聞きつつBGM感覚で音楽を流したいカフェ・ジム利用者
一方、重低音重視や静寂な環境での没入感を優先する人はカナル型のほうが向いています。エアロフィットはながら聴きでも妥協しない音質と装着感を求めるライフスタイル派にベストマッチする開放型イヤホンと言えるでしょう。
まとめ
エアロフィットは「耳を塞がず快適に聴く」ことを最優先した開放型イヤホンで、11時間再生と十分なスタミナ、風切りノイズ低減やAI通話マイクなど日常からスポーツまで使える機能性を備えています。上位のエアロフィットプロは高音質と安定装着、エアロフィット2は軽量化と通話強化が特長。
口コミでは安全性・装着感が高評価な一方、静かな場所での音漏れやフィット感の個人差には要注意です。ランニングや在宅ワークなど「ながら聴き」を重視する人はエアロフィットシリーズ、没入感や重低音を求めるなら密閉型と、自分のシーンに合わせて選択すれば理想のリスニング環境が整います。