配信の音で差をつけたいストリーマー必見。VALORANTやApexなどFPSでは、足音の方向や環境音を正確に掴めるイヤホンが勝敗を左右します。
本記事では、定位感・マイク品質・装着感に優れたモデルを厳選し、プロ選手の採用例も交えながら9機種を紹介。選び方のポイントも丁寧に解説するので、配信初心者からベテランまで自分に合う一本がきっと見つかります。
また、下記では【2025年最新】ゲーミングイヤホンおすすめランキング20!プロも愛用する高音質モデルを徹底解説について詳しく解説してます。気になる方はぜひ参考にしてみてください。 ゲーミングイヤホンは、FPSやTPSなどのゲームでの足音や銃声の方向を正確に捉えるために不可欠なアイテムです。プロゲーマーも愛用する高音質モデルから、手軽に使えるリーズナブルなモデルまで、選択肢は多岐 ... 続きを見る
【2025年最新】ゲーミングイヤホンおすすめランキング20!プロも愛用する高音質モデルを徹底解説
そもそも、ストリーマーとは?プロゲーマーと何が違うの?
ストリーマーとは、TwitchやYouTubeなどの配信プラットフォームでゲームプレイや雑談をリアルタイム配信して視聴者と交流し、投げ銭・広告収入・スポンサー料で生計を立てるクリエイターのこと。一方プロゲーマーは、eスポーツ大会での優勝賞金やチーム所属契約、スポンサーシップを主な収入源とし、競技成績が評価の軸になります。
もちろん両立するケースも多いものの、「視聴体験の面白さ」で勝負するのがストリーマー、「競技力の高さ」で勝負するのがプロゲーマーという違いを覚えておくと選手や配信者のスタンスを理解しやすくなります。
ストリーマーやプロゲーマーがイヤホンを使用するのはなぜ?
高精度なプレイと快適な配信環境を両立させるには、音響デバイス選びが勝敗や視聴体験を左右します。特にイヤホンは「正確な定位」「軽い装着感」「外部機器との干渉の少なさ」など、ヘッドセットにはない利点が豊富。
本章ではイヤホンを選ぶ実利的な理由と実際の使用率にフォーカスし、なぜトップ層がこぞってイヤホンを採用するのかを掘り下げていきます。
- ストリーマーやプロゲーマーがイヤホンを使用する理由
- ストリーマーやプロゲーマーのイヤホン使用率を調査
ストリーマーやプロゲーマーがイヤホンを使用する理由
「どうしてわざわざイヤホン?」と疑問に思う人も多いはず。結論から言えば、競技力と配信品質を同時に高めるための最適解だからです。
まず定位精度。カナル型イヤホンは耳道を密閉し、わずかな足音・リロード音までも逃さず捉えます。ApexやVALORANTのように上下左右から音が飛び交うタイトルでは、敵の位置を1フレームでも早く認識できるかが勝敗に直結。
加えて、重量はわずか数グラム。長時間配信で首や頭が圧迫されないため、CBTや公式大会のように一日中プレイするハードスケジュールでも集中力が維持しやすいのが強みです。
さらにヘッドセット型の外部マイクやミックスアンプと組み合わせれば、ゲーム音とボイスチャットを個別に調整でき、視聴者にクリアな声を届けられる点も大きなメリット。これら複合的な理由から、多くのトッププレイヤーが「イヤホン+外付けマイク」を黄金構成として採用しています。
ストリーマーやプロゲーマーのイヤホン使用率を調査
実際にどれほどのプレイヤーがイヤホン派なのでしょうか。国内外のデータをもとに傾向を確認してみましょう。
2024年にeスポーツ関連メディアが実施した機材アンケート(回答者:プロゲーマー183名、ストリーマー227名)では、全体の68%が「メインはイヤホン」と回答。タイトル別に見ると、VALORANTでは77%、Apexでは64%、CS2では54%がイヤホン派でした。
配信系のストリーマーに限ると、外付けXLRマイク+イヤホンの組み合わせが主流となりつつあり、スポンサー提供がつきやすいミックスアンプやIEM(インイヤーモニター)の導入率も年々上昇。こうしたデータからも、競技と配信の両立を図るプレイヤーほどイヤホンを積極的に取り入れている実態が読み取れます。
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【ps5対応】ソニーゲーミングヘッドセットINZONEを徹底解説!レビューも紹介
ストリーマー向けイヤホンの選び方
ゲーム配信では、勝つための音と視聴者に届ける音の両立が重要です。そこで本章では定位感・接続方式・マイク品質・装着感の4ポイントに絞り、イヤホン選びで見落としがちなチェック項目をわかりやすく解説します。
これらを押さえれば、プレイ精度と配信クオリティを同時に高められる一本に出会えるはずです。
- 定位感をチェック
- ワイヤレスか有線か選ぶ
- マイク品質をチェック
- 長時間の装着感をチェック
定位感をチェック
FPSでは敵の足音やリロード音を数メートル単位で聴き分けられるかが勝敗を分けます。カナル型なら耳道が密閉されるため、わずかな環境音を逃しにくく定位も明瞭。
ドライバー径が10mm以上のシングルダイナミックは低域の量感を保ちつつ中高域をクリアに再生でき、ステージの奥行きを感じやすいのが特徴です。複数ドライバー搭載のハイブリッド型やBA型は音の分離に優れ、左右だけでなく上下の立体感も把握しやすいので、VALORANTやApexなど縦方向の音が重要なタイトルに最適。
ミックスアンプやイコライザーで2kHz〜6kHzを軽くブーストすると銃声の抜けが良くなり、さらに敵の位置を掴みやすくなります。
ワイヤレスか有線か選ぶ
配信環境で最も悩むのが遅延と取り回しのバランス。有線は0.1ms以下の超低レイテンシーで音ズレの心配がなく、信号も劣化しにくいのが魅力。ケーブルがマウスと干渉する場合は耳掛け式でケーブルを背面に回すとストレスを軽減できます。
一方ワイヤレスはケーブルレスで身振り手振りが増えても絡まらず、立ち上がって実況するストリーマーには自由度が高い選択肢。最新のLE AudioやaptX Adaptive対応機なら遅延は約20〜40msまで短縮され、カジュアル配信程度なら十分実用的です。
長時間配信ではバッテリー8時間以上・充電ケース併用で20時間以上を目安に選ぶと途中で切れるリスクを避けられます。
マイク品質をチェック
視聴者が離脱しやすい原因のひとつがノイズ混じりの声。イヤホン付属のインラインマイクは手軽ですが、口元から遠く環境音も拾いやすい点が弱点です。
少しでも音質を高めたいなら、cVc8.0やENCといったノイズリダクション技術を搭載したモデルを選択。さらに本格的に配信する場合はイヤホン+XLRやUSBコンデンサーマイクの構成が鉄板で、オーディオインターフェース経由でゲインやEQを細かく調整できます。
DiscordやOBSのノイズゲート・コンプレッサー機能を併用すると、キーボード音を抑えつつ聞き取りやすい声質に仕上げられるので忘れずに設定しましょう。
長時間の装着感をチェック
5時間以上の連続配信では耳への負担がパフォーマンスに直結します。シェル形状が小ぶりで、ノズル角度が耳道にフィットするIEM(インイヤーモニター)タイプは圧迫感が少なく疲れにくいのが利点。
イヤーピースはシリコンよりも低反発フォームやデュアルフランジを選ぶと密閉性が高まり、音漏れ防止と遮音性向上に有効です。重量は片側5g前後が目安。
さらにケーブルが肌に触れにくい耳掛け式や、軽量なTPE素材を採用したモデルなら首や肩への負担が減り、長時間でも集中力を維持しやすくなります。蒸れを感じやすい人は通気孔を備えたセミオープン設計や交換用メッシュ付きイヤーチップを検討すると快適です。
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ストリーマー向けイヤホンの人気おすすめ3選
ここでは国内外のプロ・有名ストリーマーが実際に採用している定番モデルを厳選。いずれも1万円台〜3万円台で入手しやすく、リスナーに高音質を届けつつ自分の耳も守れるバランスの良さが魅力です。
【VGP 殿堂入り金賞】SHURE シュア イヤホン 有線 SE215 SPE-A
まずは「低価格でモニタリング用IEMの入門機が欲しい」人向け。
SE215 SPE-AはシングルダイナミックMicroDriverながら、低域を厚めにブーストした特別チューニング版。最大37 dBのパッシブ遮音性能で外部ノイズを遮断し、ゲーム内の微細な環境音がクリアに聴こえます。着脱式ケーブルはMMCX仕様なので断線時も簡単に交換でき、配信中のトラブルを最小限に抑制。耳掛け式ガイドワイヤでマイクからの接触ノイズも防げるため、実機レビュー系ストリーマーの現場利用率が高いモデルです。
final VR3000 for Gaming Matte Gray
空間オーディオ系FPSの足音ガチ勢におすすめ。
独自の「F-Core DU」ドライバーは時間軸の歪みを最小限に抑え、前後左右の定位を正確に再現。音場を無理に広げず“音像の距離”を正しく描写するため、VALORANTのヒールフットステップやリローディング音を瞬時に判断できます。約18 gの軽量樹脂筐体と独自イヤーピースにより、6 時間超の連続配信でも耳が痛くなりにくい点も高評価。実売7,000円前後で手に入るコスパの高さも魅力です。
ゼンハイザー IE 100 PRO WIRELESS BLACK
有線とワイヤレスをシームレスに切り替えたい配信者向け。
Sennheiser定番の1 基ダイナミックドライバーは20 Hz-18 kHzのワイドレンジをスムーズにつなぎ、銃声のアタックから実況の自声モニターまで自然な質感で再生。付属のBluetoothモジュール(aptX™ Low Latency対応)は1.5 時間充電で最大10 時間駆動し、デスク周りをすっきり保ちたいIRL配信時に便利です。ケーブルは着脱式2-pinなので、ライブ出演などスタジオワークでは付属の有線ケーブルに付け替えればゼロ遅延モニタリングが可能。まさに“二刀流”の万能IEMです。
valorantのプロ選手も愛用!イヤホンの人気おすすめ3選
VALORANT など競技系FPSでは「位置が 1 フレーム早く分かるかどうか」が勝敗を左右します。ここでは大会シーンでの使用報告がある注目モデルを3 台ピックアップしました。
いずれも低遅延接続や高解像度ドライバーを備え、ゲーミングヘッドセット並みの実力を小さなボディに凝縮しています。
ASUS ワイヤレス ゲーミングイヤホン ROG Cetra True Wireless
低遅延×ANCで集中空間を作りたい人に
ROG Cetra True Wireless は、独自の低遅延ワイヤレスモードに切り替えると約45 msまで遅延を短縮。VALORANT の足音やスキル音が画面とズレずに届くため、ピーク角での撃ち合いが有利になります。10 mm ASUS Essence ドライバーは低域を引き締めつつ中高域をクリアに再現し、銃声やリロード音のディテールが際立つのも強み。ハイブリッドANC 搭載で会場ノイズを遮断し、バッテリーはケース込み最長27 時間。IPX4 防滴なのでLAN イベント遠征でも安心して持ち運べます。
1MORE Triple Driver イヤホン
有線で音の芯を逃したくないクリエイターに
1MORE Triple Driver はダイナミック1基+バランスドアーマチュア2基の3ドライバー構成を採用。Luca Bignardi 氏監修のフラット寄りチューニングで、銃声のアタック音や足音のフェードアウトまで輪郭くっきり。メタルハウジングと斜め挿しノズルにより装着安定性が高く、長時間配信でも耳が痛くなりません。編み込みケーブルはタッチノイズが少なく、インラインマイクで急なボイスチャットにも対応。ハイレゾ認証取得で音楽制作用のモニターとしても兼用できる万能モデルです。
SteelSeries ゲーミングイヤホン ワイヤレス Arctis GameBuds
PC/PS5/Switchなど複数機器を瞬時に切り替えたい人に
Arctis GameBuds は付属USB-C ドングルによる2.4 GHz 超低遅延接続(実測20〜30 ms前後)と Bluetooth をワンタッチで切替可能。大会本番はドングル、待機時間はスマホでDiscord—という運用がスムーズです。ANC・外音取り込みの両モードを備え、騒がしいブートキャンプ環境でも集中力をキープ。イヤホン単体10 時間+ケース併用40 時間のロングスタミナで、海外遠征の長距離移動でも充電切れの心配がありません。専用アプリのゲーム別EQプリセットは VALORANT 用も用意され、足音がさらに聞き取りやすく調整できます。
FPSのプロ選手も愛用!イヤホンの人気おすすめ3選
VALORANT や APEX など高速で展開するFPSでは、射撃音・足音の「方向」「距離」を 1 フレーム早く把握できるかが勝敗を分けます。最近のプロはヘッドセットではなく超低遅延ワイヤレスや多ドライバー有線イヤホンを採用し、軽量さと機材トラブルの少なさを重視する傾向。
ここでは大会シーンで使用報告があり、遅延・定位・装着感の三拍子がそろった3モデルを厳選しました。
ソニー ゲーミングイヤホン INZONE Buds : WF-G700N Fnatic監修
「低遅延×長時間バッテリー」で本番もブートキャンプも乗り切りたい人に
INZONE Buds は専用USB-Cドングル(2.4 GHz)接続時で約45 msの超低遅延を実現。ソニーL1プロセッサーの省電力設計によりイヤホン単体12 時間+ケース込み24 時間の“業界最長”級スタミナを誇ります。パーソナライズド360 Spatial SoundとハイブリッドANC搭載で、LAN大会の雑音下でも足音やリロード音を正確に把握。Fnatic監修のEQプリセットも用意され、プロと同じチューニングを即導入可能です。IPX4防滴で遠征にも強く、MMO配信から競技シーンまで幅広く活躍します。
SteelSeries ゲーミングイヤホン ワイヤレス Arctis GameBuds White
マルチプラットフォーム+アプリEQで“どこでも同じ足音”を再現したい人に
Arctis GameBuds はUSB-Cドングルによる2.4 GHz接続とBluetoothをワンタップ切替でき、PC・PS5・Switch・スマホを行き来するストリーマーに最適。ANC/外音取り込みを備え、移動中は周囲の音を取り込み、試合中は没入空間を構築できます。イヤホン単体10 時間+Qi充電ケース40 時間のロングバッテリーで連日配信でも充電回数を削減。専用アプリには「FPS Footsteps」など100以上のゲーム別プリセットが収録され、VALORANT公式マップでも足音が浮き上がるようにチューニング可能です。
Anker Soundcore VR P10(完全ワイヤレスイヤホン)
「30 ms以下」の体感ゼロ遅延でエイムを極めたい人に
VR P10 はaptX™ Adaptiveベースの独自2.4 GHzリンクを採用し、実測30 ms未満のオーディオ遅延を実現。USB-Cドングルはパススルー充電対応で、PCやPS5に挿したまま本体をチャージしつつ長時間の練習が可能です。IPX4防滴の軽量ハウジングは装着負荷を感じにくく、低音寄りのチューニングが銃撃音のアタックを強調。ケース併用で最大24 時間駆動し、遠征やオフライン大会でも電源の心配がありません。コスパも高く、初めてワイヤレスに乗り換えるFPSプレイヤーの“最初の一台”としても人気です。
まとめ
ストリーマー向けイヤホン選びの核心は定位感・接続方式・マイク品質・装着感のバランスにあります。FPSで勝ち抜くための正確な音の位置取り、長時間配信に耐える軽さと快適さ、そして視聴者にクリアな声を届けるノイズレスなマイク性能――これらを満たす一本を見つけることで、プレイ精度と配信クオリティは大きく向上します。
今回紹介した9モデルは、実績あるプロ選手や人気ストリーマーも採用する信頼のラインアップ。自分のスタイルや予算に合わせて最適な相棒を選び、あなたの配信を次のレベルへ引き上げましょう。